ASUS R206SAをSSDに観想したものの
出先でも手軽に使えるようにと使ってきた、ASUS R206SA
HDDは500GBもあり便利ではあったけど、いかんせん何をするにしても遅い。
電源を入れて使用できる状態になるまでに、かなりの時間を要していました。
外で使用する時は出かける前に電源を入れておくことで、出先で使う時にはそこそこ快適に使えました。
おそらくですが、WindowsUpdateのチェックの間は他のアプリケーションは一切使えなかったのだろうと思います。
またWindowsUpdateによって更新ファイルが見つかれば、更新が終了するまでは使いものにはなりませんでした。
でもそこさえ乗り越えれば,文章の作成やネット記事を読む分には何の支障も現れません。
遅いのは仕方がないとあきらめるしか……
そこでHDDをSSDに換装したわけですが、起動時などはたしかに全く違って使いやすくはなりました。
でもやっぱり遅いのです。
家でちょっと使おうと思っても、電源を入れてから使えるようになるまでには相当時間がかかり、やはりそこがネックでした。
バッテリー持ちはかなりよくて、フル充電しておれば10時間は使えますからね。
mouseのMTH10P21J
ASUS R206SAの代替として、安いandroidのタブレットを買おうかと思っていたのです。
Bluetooth接続できる折り畳み式のキーボードがあるので、それと組みあわせれば手軽に文章の作成やネット記事くらいは見られるだろうと思っていたので。
でもandroidのタブレットで安いものはほぼ中華製。
聞いたことのある会社ならばまだ良いかなとは思うけど、安いタブレットとなると聞いたこともない中国メーカーばかりになってしまう。
それで中古でも良いかなと思いながら検索していると、某有名オンラインショップでマウスの2in1が出ていました。
MTH10P21Jという機種で、小学校で使用することを主目的にした(GIGAスクール構想)パソコンで、子供が使うことを想定して高さ76cmから落としても壊れない、防塵・防滴性能もある機種とのこと。
※スペックを見る限りmouseE10とほぼ同じ
Windows10搭載ですが11へのアップグレードの対象でもあり、それならばとandroidからWindowsへと方針変更して購入しました。
日常使いならば十分の性能
ストレージ容量は64GBしかないeMMC、メモリーは4GB 、CPUはインテルCeleron プロセッサー N4000という、かなりの低スペックマシンです。
でもSSDに換装したASUS R206SAよりはるかに使えます。
電源を入れてから使用可能な状態になるまでには数分はかかりますが、ASUS R206SAを使っていた身からするとなんと短い時間で使えるのだと感動しました。
もちろん普通のノートパソコンよりは時間がかかっているけど。
ストレージの容量不足はmicroSDカードをストレージとして使うことで問題解決。
注意点といえばUSBポートで、micro-B(2.0)が一つとType-C(3.0)が一つ
一般的なType-Aのポートはありません。
Amazonのカスタマーレビューを見ていると十分使えるという意見と、Chrome OS Flexをインストールすれば使えるという意見もありますが、使用頻度と目的によって変わってくるでしょうね。
私は十分使えるマシンだと思います。
特にストレスも感じないし、ASUS R206SAと比べると雲泥の差ですから。
パソコンに詳しい方には不満が残る性能です、だってスペックを見ると全然ダメですから。
ちょっとwebを閲覧したり、ちょっと文章を作成したり、電子書籍を読むのにスマホでは小さい、こんな用途の方ならば十分に役立ちます。
すでに生産が中止されているので、新品を高い価格で購入するか、程度の良いものを中古で購入することになります。
ちなみに私は中古で10000円ほどで購入しましたが、問題なく動いてますよ。