SDGsで世界で注目されるハクキンカイロを数十年ぶりに購入

SDGsで世界で注目されるハクキンカイロを数十年ぶりに購入

 

 

昔は使い捨てカイロが高かったから・・・

今カイロと言えば使い捨てカイロのことを指しますよね。

比較的安価で暖が取れるので便利な使い捨てカイロですが、世界的に見るとSDGsなカイロとして今ハクキンカイロが大注目されているそうです。

なにせ少量のベンジンを注入すれば繰り返し使えるとあって、そりゃ環境意識が高い人々からすれば使い捨てカイロなんて敵みたいなものでしょうからね。

 

そんなハクキンカイロですが、私は学生時代に愛用していました。

今のような使い捨てカイロが販売されされたのは1978年のことで、ロッテのホカロンが先陣を切りました。

大々的にCMも流されたのですが、当時中学生だった私にとってはあまりにも高かった。

当初の使い捨てカイロは確か8時間くらいしか温かくなかった記憶があり、冬場毎日1個使うとすると1か月ではお小遣いで買えるものではない。

世間的にはホカロンの登場以降各社から競うように使い捨てカイロが売り出され、結果として温かい時間は伸びて価格はどんどん下がったため、2~3年の間でカイロと言えば使い捨てカイロの時代がやってきて、昔からあるベンジンを注入する懐炉は廃れていった。

私が始めハクキンカイロを買ったのはホカロン登場の2年後だったと記憶しています。

近所のスーパーダイエーの薬売り場にかなり値引きされて販売されていたハクキンカイロとベンジンを購入したのです。

使い捨てカイロ1ヶ月分の費用と同じくらいの価格だったから、貯めていたお金で思わず購入したのでした。

 

 

使い捨てカイロより暖かい

実はハクキンカイロの存在なんて記憶の中から消え去っていました。

今は使い捨てカイロがかなり安価だし、24時間温かさが持続するものが多いし。

実際24時間ずっと必要ではないから、いったん使用を開始した使い捨てカイロをジップロックに入れて密封すれば、すぐに冷たくなっていく。

そしてジップロックから出して軽く振ればまた温かくなってくる。

24時間温かさが持続する使い捨てカイロならば、1日に8時間だけ使ってジップロックで密封保管すれば、3回は使えますからね。

でも海外では今ハクキンカイロが人気があるというテレビを見て思い出しちゃったのです、あの温かさを。

学生時代頑なにマッチで着火するハクキンカイロや乾電池で着火するナショナルカイロを愛用していた私。

ナショナルカイロはかなり前に生産中止されたようですが、ハクキンカイロはまだ生産している。

つい買っちゃいました。

 

 

ほぼ昔から変わらない形状

購入したのはこちら

どことなくレトロ感を感じさせるパッケージになっています。

そして中身は

ピンク色のものはベンジンをカイロ本体に注入する際に用います。

本体から火口を抜き、本体に差し込んで上部を90度回転させるとベンジンが落ちるようになっています。

これも昔のまま。

ただ火口が変わっていました。

これが今回購入したハクキンカイロの火口ですが、昔持っていたものは火口の下部に赤い点火芯があって、そこに着火して炎が上がっている状態で蓋をして使用していました。

今回の物は点火芯がないので、直接火口に着火することになります。

着火と言っても炎が上がるまでマッチやライターであぶる必要はなく、1~2秒あぶれば十分です。

 

使った感想は、やっぱり使い捨てカイロより温かい。

屋外での使用時に特に顕著に違いが分かります。

おヘソのちょうど裏側というか反対側の腰に当てておくと全身が温まるので、屋外など寒い場所での作業時には腹巻にハクキンカイロを入れておけば意外と快適ですよ。

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