急に気温が低下した朝メダカたちは
11月30日は雨、翌12月1日の朝は気温が急降下した大阪湾に面する街。
朝の冷え込みが一気に始まった感じで、布団から出るのが難しかった昨日。
部屋には10Lバケツで飼われているかなり小ぶりなメダカが10匹ほどいるのですが、寒いとは言ってもやっぱり屋内ですね。
稚魚用のえさをパラパラっとまいたところ、いつもと変わりない感じでパクパクと食べていきます。
ところがベランダで飼われているメダカたちは全く様子が違いました。
エサを少しまいてみたところ、小ぶりなメダカはすぐにエサに近寄ってきましたが、他のメダカは隠れたまま姿を表しません。
いつもは浮いているエサの下を、人間への警戒心を抱きながらうろうろと泳ぐのですが、昨日はそんな姿も見られません。
エサを与えて30分ほど経過してもほとんど食べてはいませんでしたので、すべてのエサをすくって除去。
いよいよメダカも冬支度を始めるようです。
冬はエサを与えない
今年は11月の末までは本当によくエサを食べていました。
日中は20度近くまで気温が上昇していたので、メダカにとっては秋口って感じだったのでしょう。
冬に備えてエサをたくさん食べて蓄えて、寒い冬を乗り切るわけですね。
水温が低下してくるとメダカたちは底の方に潜ったまま、じっとしてほとんど動かなくなります。
動かないことでエネルギーの消費を抑えているわけですね。
そして底の方でジじっとしたままエサも食べずに、寒い冬を乗り越えようとするのです。
屋内のメダカも動きはゆっくりになるのですが、屋外のメダカほど耐えているという感じではなさそうで、真冬でも少量ですがエサを食べます。
関西で比較的暖かい所ですが、それでも屋外で冬を越すことはメダカにとっても大変なことなのです。
直接風が当たらないように
屋外での越冬の際によく用いられるのがプチプチですね。
保温効果もあるし、雨や雪が入り込まないように蓋の役目もするし、価格もそれほど高くないから私もよく使っています。
でも私が居住している地域から考えると、雪が積もることは数年に1度あるかないかという感じ。
屋外のバケツの水に氷が張るだなんて、10年以上は目にしたことがない。
もちろん雪がちらつくことはありますけど。
こんな温暖な地域ですから、本当はプチプチまで必要とはしないのですよね。
ただ我が家のベランダは風がまともに吹き付けます。
山からの冷たい吹きおろしの風は直接は当たりませんが、でも風が当たると水温は確実に低下します。
そこで100円ショップで農業用の不織布を購入してきて(購入したものは1.35m×5m)、キッチン用のワイヤーネットに張り付けて蓋のようにして置きました。
水は通してしまうので雨や雪除けにはなりませんが、1枚でも風を遮ることは十分できます。
風さえ遮ることができれば、少々気温が低下しても水が凍ってしまうことはかなり少なくなりますよ。
寒い地域ならばプチプチと不織布の二重構造も良いかもしれません。
メダカが越冬の態勢に入ったようですし、飼い主としても態勢を構築しないといけませんからね。