3年ぶりに就労継続支援B型事業所へ通いだした男子
末っ子が高校で同級生や教師からいじめにあいましたが、大学進学で表面的には立ち直ったこともあり、少し家の中も落ち着いたことから25歳にもなる知的障害を持つ息子(以下 男子と略します)をB型事業所へ通わせようと9月の末に妻が動き、10月に入ってからすぐ近所の事業所へ通っている男子。
前の事業所を辞めてから3年が経過しました。
本当はもう少し早く動いてあげるべきだったのですが、3年前に辞めた就労継続支援B型事業所の人たちのあまりにひどい口ぶりから、結局こういう人たちは障害を持つ人間を使って金儲けをしたいだけであって、障害を持つ人間やその家族がどのような思いを持っているのかなんて、どうでもいいのだな。
こういう福祉関係に携わる人間に対して、信用できない、距離を置きたいという気持ちが本当に強くなっていましたから。
B型事業所は基本的に残業は禁止ですよ
B型事業所を利用する障害を持つ人たちって、自分から何かを発することって苦手ですよね。
それがたとえ違法なことや道義的におかしいと思われることであっても、自分たちから声を出すことは難しい。
今月初めから男子が通い始めたB型事業所の見学と説明が9月末、そして通うための手続きは利用開始日に行いました。
以前通っていた事業所とは違い、今回の事業所では契約書や重要事項説明書が甲乙1通ずつ作られ、事業所の管理者と成人しているので男子が署名捺印して1通ずつを持ち合います。
賃貸物件の契約の時と同じ要領ですが、以前通っていた事業所では契約書に妻が署名捺印しましたが(男子がまだ未成年だったため)、1通しか作られていなかったので妻は受け取っていません。
そして昼食のことに関して
「お弁当持参でも良いですし、1食200円をご負担いただくことになりますが用意できます。公費で1食340円の支援を受けていますが、お店で800円で出しているものですので出せば出す分赤字です」
公費で少しは出ているんだ・・・
あれ?
以前の事業所でも当然公費の支援があったはずだけど、1か月6000円も支払っているのに、炊飯器が無いからとお茶碗に3分の1程度のご飯しか出されていなかったし、おかずは市場へ買い出しに行ってみんなで作ってた。
サバの塩焼き一切れとほぼ具のない味噌汁。
公費負担があるだなんて聞いていなかったけど、ちょっと金額があわないんじゃないの??
「あの○○さん(以前の事業所名)では頻繁に残業があったのですが、こちらではどうなっていますか」
「A型と違ってB型では基本的に残業は禁止されているので、うちでは残業はありません」
私は調べてこのブログにも就労継続支援B型では残業は禁止ということを以前に書いていたのですが、妻は知らなかったようで驚いていました。
前の事業所では休日出勤もあり半日行って500円もらっていたのですが、前月末までにいつ休日出勤するかを申告させられていました。
これもダメなんじゃないのか??
健康診断は救急指定もされている病院で行う。
(以前の事業所では○○党系の診療所)
大手損保会社と契約しているので、物を壊したとか、けがをしたといった場合の利用者負担はありません。
(前の事業所では損害保険に加入しているという話は聞いたことがない)
以前の事業所でのことをすべて話した
以前の事業所で年の近い利用者に対してキスを迫ったり、執拗に近づくなどセクハラ・ストーカー的なことを行ったこと。
それに対して前の事業所の管理者は
「このように女性に対して甘える行動をするということは、すなわち母親からの愛情が足りないということなんですよ!それにきちんと教育できていればこのような事になっていませんし!」と言われたこと。
今はおとなしくしていますが、慣れてきたり気持ちが高ぶりだすとかなり話をすること。
何かあれば家に連絡するように何度も事業所へお願いしていたのですが、○○君が自分で話すと言っていたからとか、しっかりしているから自分で話すと思っていましたといって、取り合ってもらえなかったこと。
通える範囲のB型事業所に電話などで見学を申し込んでも、男子の名前を出すとすべて断られたこと。
本当にほぼすべてのことを話したのですが
「男の子ですから女の子に接近したい気持ちは分かりますし、この事業所でも以前に同様の問題が起こりました。そこは支援員と協力してして良いこととダメなことの区別について時間をかけて話していきますので安心してください」
「愛情が足りないとか、教育がなっていないなんて本当に言ったのですか?(絶句)」
「何かあれば連絡も入れますし、自宅へお伺いして話をするようにしています」
「うちはあまり横の繋がりは持っていません。なので以前の事業所でどのようなことがあったのかは存じません」
「事業所内での虐待などが疑われるときは、遠慮なく市の相談窓口に連絡してください」
若い管理者でしたが会社組織のB型事業所で、ほかには訪問介護などの事業もやっているのだとか。
しっかりした感じがしたので、男子を預けることにしたのでした。
前の事業所は地元では有名な1964年創業の洋菓子店指導・監修で「○○お菓子楽団」なんてしゃれたお店を開店していますが、その裏ではうちの男子だけかもしれませんが、かなりひどい扱いを受けてきました。
知的障害者が通う就労継続支援B型事業所を運営していて、愛情がないからこうなったとか、教育が足りないからこうなったなんて言う管理者がいる事業所でしたからね。
それに比べて先日から通い始めた事業所は、いまのところそういった問題は表面化していません。
今日の昼食は、豚の生姜焼き(野菜の添え物あり)・マカロニサラダ・小松菜のおひたし・味噌汁で200円だったそうです。
お茶碗に3分の1のご飯にサバの塩焼きにほぼ具なし味噌汁で月6000円も取られていてなんて・・・
前に通っていたB型事業所ってひどすぎないか・・・