メダカの採集場所は用水路
昨日は妻の実家へ行って、居候している息子の様子を見てきました。
ついでのその周りの用水路で泳いでいるメダカ(ミナミメダカ)の採集へ。
妻の実家の周りには河川と呼べるものはなく、その代わりに田畑への水供給のために用水路が張り巡らされています。
この用水路で泳ぐメダカを採集するわけですが、もう10月になり稲刈り寸前の時期。
稲刈りの際に水は邪魔ですから田んぼへは水を入れません。
するとメダカの主要な採集場所である細い用水路にも水が全く流れておらず、完全に干上がっている状態。
義母さんに聞くと、9月の末には田んぼの水を枯らせるため、あと1週間から10日は早く来ないと細い用水路のメダカは大きな用水路へと逃げ込んでしまうとのこと。
そのために仕方がなく大きな用水路に出向いたわけですが……
魚は泳いでいるものの
魚がたくさん泳いでいる大きな用水路。
群れでたくさんいるメダカより細い魚体はカワムツの稚魚でしょうか。
あとは小さなフナ、縞が目立つヨシノボリ、モツゴの姿も。
ところがメダカはほとんど目にしない。
他の魚の群れに混じってたまに泳いでいる程度。
見つけても網では届かない用水路の真ん中付近を泳いでいるから、いくら頑張っても採集できない。
結局1時間ほどで5匹だけ捕まえて、今年のメダカ採集は終わりとなりました。
メダカが減っている
先にも書いたように通常は細い用水路でメダカ採集をするのですが、今回は稲刈りシーズンなので大きな用水路での行いました。
その大きな用水路では過去にもメダカを取ったことがある場所です。
今までもメダカ以外の魚は確かにいましたが、今年に関して言うとメダカだけがやけに数が少ない。
いつもならばその大きな用水路でメダカの群れを見ることができ、群れの後ろで網をバシャバシャやって、群れの前のほうで妻が網を入れて待ち構えているという手法で、短時間のうちに20~30匹は捕まえることができていました。
幅のある大きめの用水路ですので、中央部当たりを泳がれるとどうしようもないのですが、数が多いときは用水路の端の方でも泳ぐ姿を見ることができ、割と簡単に取ることができていたのですが。
来年は9月の中頃にはメダカ採集を行いたいです。
田んぼに水が入っている時期で、細い用水路にも水が満ちていてメダカがのんびり泳いでいる所を。
細い用水路には割と小さめなメダカが多いので、家に持ち帰ってからも長生きしてくれますからね。
それと私は品種改良なんて全く興味がないので、定期的に何匹かのメダカを捕まえていかないと血が濃くなって奇形が生まれる確率が高くなるのが嫌なんです。
血が濃くなってくるとダルマメダカのようなメダカが多数生まれてきたりするのが嫌なんですよね。
それ以上に、来年は今年以上にメダカがたくさん泳いでいるところを見たいです。