部屋の中ではMVNOに負ける低速ぶりな楽天モバイル
昨年12月に契約した楽天モバイル。
申し込んでからsimの到着までもかなり早かったし、結構イメージは良かった。
楽天のsimを入れたスマホがSH-01Kという非推奨機種でしたが、APNを自分で設定することで普通に使えるようになり、メインで使っているXperia8Lite+IIJmioが使えない時のサブ回線として使用する予定でした。
ところがサブ回線として使うにも、ちょっと難ありでした。
IIJmioはご存じの通りMVNOで、ドコモから回線を借りているわけです。
なのでドコモやauなど自前で回線を持っている会社とは違い、どうしても混雑時の速度低下は避けて通れません。
それでも私のスマホの使い方では支障はありませんから、特に不満もなく使い続けています。
これに対して楽天モバイルはドコモやauと同じく自前で回線を持っている携帯会社。
MVNOではありません。
まだ自前の回線が準備できていない地域ではauの回線を借りているようですが、私の居住地域では100%楽天の回線でカバーできているようですし、5G(sub6)のエリアになっています。
※ドコモ・auは4Gエリア、ソフトバンクは5Gエリアです。
私が使っているスマホは5G対応ではないので関係ありませんが・・・
しかし、家の中ではMVNOのIIJmioにはるかに負けるほどの低速ぶり。
窓際に持って行ってなんとかIIJmioと同程度の速度なので、サブ回線としてもどうなんだろうとうと。
※公平を期すために楽天simとIIJmioのsimを入れ替えながら比べました
なので最近は楽天のsimを入れたSH-01Kは引き出しの中で長い冬眠生活に突入したまま、ほとんど目覚めることはありませんでした。
もう0円ではなくなる楽天モバイル
あれだけ1GBまでは0円と宣伝してきた楽天モバイルですが、あまりの赤字額の多さについにギブアップしたようで、7月1日からは3GB以下は1078円となります。
私のように使わず維持しているだけでも1078円は必要になるということですね。
使える状態ならばお金を払うのは当然だと思っているけど、いかんせん現状ではMVNOに負ける回線の貧弱さです。
使えない回線にお金を払う気は全くありません。
なので使えない楽天モバイルに1078円も支払うのならば、同額までで使える回線に移ろうと思っています。
中には0円で携帯回線を維持しようと思っているほうがおかしかっただけで、楽天にしてもお金にならない客がいなくなることでヤレヤレと思っている、みたいな感想を持っている方もおられるでしょう。
でも私だけではなく、IIJmioをはじめauのpovoなどに退避する人がかなり多くいます。
誰も最初から0円でずっと維持できるとは思っていなかったか、0円だから我慢して使っている人が多かったのではないかな。
だから今回の楽天モバイルの唐突なプラン強制変更に対して、それだったら他社でお金を支払って回線を維持するよ!という方が多く現れたのでしょうね。
0円ならば我慢して使えるけど、お金を支払ってまで維持する価値はないと判断されたわけです。
実際私もそう思います。
プランを変更しなきゃやっていけないほど切羽詰まった状態の楽天モバイルですが、新プラン導入前に現状の回線状況を改善すべきでした。
だって本当に遅すぎるんだもん。
いわゆるプラチナバンドの割り当てを受けていないことが影響していて、楽天モバイルの最大の欠点なんですよね。
先々楽天モバイルがプラチナバンドの割り当てを受けて、今より電波状況が改善されるまでは戻ることはないでしょう。