布マスクの配布を希望していたことを忘れていた
昨年の年末だったと思います。
配布されずに保管されているいわゆる「アベノマスク」が8000万枚に上り、すべてを廃棄処分すると6000万円の費用が掛かる、という報道がテレビなどで繰り返し流されました。
と同時に保管されているマスクの配布を希望する団体や個人には、厚労省のHPから申し込めば配布するということも新聞で知りました。
私は目にしてすぐに厚労省のHPから申し込んだので、たぶん昨年の12月24日だったと思います。
すっかり忘れていた布マスクが昨日配達されました。
アベノマスク?
何か頼んだかな?
日頃からよく通販を利用するのですが、ここ最近は何も注文していないし、何かなと思いながら宅配業者から受け取った段ボール箱を見ると差出人は
厚生労働省医政局経済課(マスク等物資対策班)
マスクが到着したのです。
布マスクは新型コロナ対策としては使えないでしょうから、大掃除の時のホコリを吸い込まないようになど日常使い用と、災害時の備蓄として200枚希望したのですが、応募者が多くて100枚だけ送られてきました。
在庫数が8000万枚に対して、希望数は2億9000万枚に上ったそうですから仕方が無いことです。
今回私が希望したのは布製の立体型です。
各家庭に配送されたガーゼマスクは平型で、世間ではよく小さすぎるなんて言われていましたが、私や子供が付けてみるとかなり大きくて結構いい感じでいした。
国が学校へ送った分などで平型は我が家に10枚ほどあるので、今回は立体型にしました。
アベノマスクって中国製なの?
見た目は子供用のパンツがいっぱい入っているようですが、布製の立体型マスクで50枚入っています。
こんな塊が2つ送られてきたわけです。
袋に書かれている文字は中国語。
深圳で作られたもののようです。
厚労省によると中国のほか、ミャンマーやベトナムで作られているとか。
おそらく受注した会社が国外メーカーに作らせたのだとは思いますが、本当に安易に外国に頼ってしまうのだなと改めて思いました。
布製立体型マスクは付けるとこんな感じです。
肌触りは意外に良くて、柔らかい感じです。
普段付けている不織布マスクより息もしやすいのは良いのですが、これではコロナやインフルエンザ対策としては使えないですね。
平型のガーゼマスクとは違って何層にもなった構造でもないし、ウイルス対策ではない人ごみの中とか、掃除などをするときのホコリ対策として使うのが一番いいかもです。
せっかくいただいたので、大切に使わせていただきます。