メダカは年中いるのですが
昨日は久々の祝日。
何せ10月のスポーツ日はオリンピックの関係で移動していましたからね。
そこで妻の実家へ行って、家周辺の用水路を見て回ってきました。
お目当ては二ホンメダカ。
ただ妻の実家周辺の田んぼでは早い所では9月の末ごろ、遅くとも10月中旬には稲刈りを行います。
田んぼに水を張っているのは稲刈りの前までですから、10月中旬を過ぎると田んぼ周辺の用水路を流れる水はごく少量に。
つまり11月に用水路を見て回っても、まずメダカを見つけることはできません。
今度用水路に水がたくさん流れる時期といえば田植えの少し前。
妻の実家周辺では田植えは5月中頃から梅雨のすぐ前くらい。
約6か月間はメダカの姿を用水路では見かけなくなるのです。
もちろんメダカはどこかにいるのですけどね。
冬でも水が溜まったままの場所
田んぼの周りの用水路への水流の調整は水門によって行っています。
こういう感じのハンドルを回して調整するわけですね。
もっと小ぶりなものはたくさんあるし、これより大きなものは本流と支流との調整用に使われていますね。
田んぼの水を抜くと水と一緒にメダカも流されていきます。
その際には下流のほうへと流されていくのですが、池というか水たまりというか、そういった場所がいくつかあってそこへメダカは集合します。
そして底のほうに潜って冬を越すわけですね。
でもメダカの中には田んぼにまで移動してきていないものもかなりいますし、水門よりも上流にいるものもいれば、やや水深があって流れの無い小川などにいるものもいます。
いずれの場所でもメダカは底のほうにいることが多いので、網で底をすくえばメダカの採集自体は可能です。
でもアオミドロのほかコケや水草が朽ち果てたものも大量に一緒に網に入ってきますから、あまりいい感じの採集とはいきませんけども。
モツゴやエビしかいません
用水路にもつながっている小川を見たのですが、こちらも夏とは違ってかなり水深が浅い。
それでも小さな魚が泳いでいるのが見えるのですが、網を入れてみるとメダカではなくモツゴの幼魚のようです。
メダカより少し長いのですぐ違うと分かります。
あとはエビ類がいますが、さすがにメダカはいません。
まだ暖かいのでメダカの活性はまだ高いハズですし、水が溜まった状態でやや深い場所ならば採集できます。
一か所に固まっているとすれば、大量に採集できるチャンス!ではあるのですが、乱獲はやめておきましょう。
またもっと寒くなって活性が下がって底でじっとしている時期になったら、メダカをそーっとしてあげてください。
暖かくなってまた卵を産んでもらって、メダカが増えるように。