屋外のメダカたちの水換え

屋外のメダカたちの水換え

 

 

屋外飼育でも水換えしています

ビオトープや睡蓮鉢など屋外でメダカを飼っている場合、あちこちのサイトでは水換えの必要がなく、減った分だけ水を足せばよいと書かれています。

どの程度太陽光に当たるのか、底床を入れることでバクテリアが増える、与えるエサの量をどの程度抑えるか、どのくらいのメダカを入れているかなどの条件はありますが、ほとんどのサイトでは水換えは必要ないと書かれています。

メダカって少々水質が悪化してもバタバタと死んじゃうことも少なく、いつも変りなく泳いでいるように見えるから、水質は悪くなっていないと思ってしまいますからね。

 

ただしタニシを入れるとよく分かるのですが、タニシってメダカより水質悪化に敏感なんです。

水質が悪化して水が酸性に傾きだすとタニシの殻がだんだん白っぽくなり、やがては苦しくなって水面近くまで上がってきて、やがて死んでしまうのです。

生まれて間もないタニシの殻全体が真っ白になって死んだりする姿は悲しいですよ。

でもタニシがそのような状態の時でも、メダカはあまり変化がなく泳いでいたりするんですよ。

 

過去に何度もそのようなことを経験しているので、私は屋外飼育であっても水換えを定期的に行っています。

ただ屋内飼育よりは水換えの頻度は少ないですけどね。

ちなみに夏場は屋内の水槽だと1週間に一度くらいで、屋外は2~3週間に一度くらいでしょうか。

 

 

コケを削ぎ落として水換え

メダカの飼育容器を置いている場所は、朝から夕方まで日光が届く場所です。

少し日光を遮るように蓋もしているのですが、それでもコケ類・アオミドロはどんどん増えていきます。

今年はアマゾンフロッグビットが水面を覆いつくす前に間引くようにしていますので、どうしてもコケ類・アオミドロが発生しやすい。

アマゾンフロッグビットが水面を覆いつくした状態で放置しておればコケ類・アオミドロはあまり発生しませんし、ふ化直後の稚魚であっても隠れる場所が確保されているため、親魚と同じ容器内でも食べられる確率が大幅に低下するので成魚にまで成長できるといメリットがあります。

でも成魚に姿をほとんど見れなくなるし、エサ与えるスペースにも困りますから、ある程度の間引きを定期的に行いました。

その結果コケ類・アオミドロの発生がひどかったし、親と同じ容器内で卵からふ化して大きくなっていくメダカもいませんでしたけど。

 

 

コケ類・アオミドロはあくまで見た目が悪いだけで、除去しなくてもメダカに悪い影響を与えることはありません。

タニシも入っていますしね。

ただ大量に生えてしまうといくら大食漢のタニシであってもそのすべてを食べることはできず、底床の砂利や水草までもがコケ類やアオミドロに覆いつくされていくので、やっぱり除去したほうがいいなと。

 

側面に付いたコケ類・アオミドロを除去するにはプリンのカップなどが落としやすいのですが、最近は原点回帰で昔よく使っていたアルジー30に戻りました。

ちょっと短いのが難点ですが、でも使いやすいかなと私は思っています。

 

 

コケ類・アオミドロを削ぎ落としてから、底に溜まったゴミ類と一緒に水換えです。

屋外飼育の場合でも、水換えの基本は1/3以上の水を換えないことと必ず塩素類(カルキなど)を中和した水を入れること。

日なたに置いておけば自然に塩素は中和されるのですが、水換えの時ってそこそこの水量が必要だし面倒だから最近はTetraのパーフェクト ウォーターを使っています。
 

 

 

自作のろ過装置を使っているけど

屋外で電源が取れない場所ではあるのですが、太陽光パネルなどを使って自作のろ過装置を設置しています。

ただし今年の場合は水草の定期的な間引きによってコケ類が大量に発生し、ろ過装置もほぼコケ類・アオミドロばかりを吸い込む状態。

ろ過装置のスポンジ類って普通は茶色っぽい色になっていきますよね。

ところが今年は緑色オンリーな状態。

フィルターとして使っているウールを交換しセットして1~2時間後に確認すると、すでに緑色になっています。

そのまま一週間使い続けていると、黒っぽい色も混じった緑色になっています。

 

このまま使用しておればコケ類・アオミドロを拡散する状態になるので、週に一度はウールを洗ってコケ類を落とすか、新しいウールをセットしていました。

 

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