メダカ稚魚バケツの定期掃除と大きくなった稚魚の引っ越し

メダカ稚魚バケツの定期掃除と大きくなった稚魚の引っ越し

 

 

週に一度の稚魚の入ったバケツの掃除

現在部屋の中に二つ置いてあって、一つ底床に砂利(珪砂)を入れてあり、もう一つは底床ナシ。

そしてともにアナカリスが入っています。

やっぱり底床の入っていないバケツのほうが少しにおいます。

ただ一週間から十日に一度は底に溜まったゴミをスポイトで吸い出し、減った分の水を加えていますので、メダカが死んでしまうなどの影響もありません。

 

稚魚が砂利などの底床に挟まるといった被害があると言われてはいますが、底床を入れたほうが絶対飼育水の状況はマシだと思うので(アンモニアや硝酸塩の影響)、メダカ稚魚にとっては底床が入っているほうが快適な生活を送れると思うのですが、違うのかなぁ・・・

 

底床があるとゴミは吸い出しにくいのですが、スポイトで水を少し吸って底面で吐き出すと、底に溜まったゴミが浮き上がります。

その浮き上がったゴミを吸い出すという要領で行えば、ゴミはある程度は吸い出せます。

 

 

人口エサだと成長がゆっくりです

昨年まではゾウリムシも人口のエサと一緒に与えていたのですが、今年は人口のエサのみ。

すると明らかに成長のスピードが違います。

新しい品種をご自身の手で生み出したい方にすれば、成長スピードが遅いのはやっぱりダメ。

できるだけ早く産卵できるまでに成長させて、また掛け合わせて・・・をどんどん繰り返さないと、新しい品種に巡り合うまでに相当な年月がかかってしまいます。

私はぜんぜんそういうことはしませんし、できるだけ採集した時と同じ形態、つまりは野性っぽい感じのメダカを育てていきたいので、成長はゆっくりなほうが良いし、たまには同じ場所で採集したメダカたちを入れて血が濃くならないようにしていきたいのです。

 

 

しかし人口エサだけだと本当に成長がゆっくりで、今年は最初に卵をバケツに入れてからすでに3か月以上経過していますが、まだ産卵したメダカはいません。

いつもの年だと稚魚バケツの中で産卵するメダカが必ず数匹はいるのですが、今年はまだ0匹。

おやつ程度に与えていたゾウリムシでしたが、与えていないとこんなに成長に差が出るんだなと改めて感じました。

 

でもゆっくり成長していくメダカたちのほうが結局は長生きするので、私のようにのんびり飼う人間にとってはちょうど良いかなと思っています。

 

 

ある程度大きくなったメダカを親メダカのもとへお引越し

メダカの稚魚ってどのくらいの大きさになれば親メダカたちと混泳できるのでしょうか。

 

水面一面を浮草が覆っているような状態ならば、親メダカと卵を引き離さなくても、孵化してゆっくりと育っていくことができます。

稚魚にとっての隠れ場所があれば、親メダカと同じ場所でも育っていきます。

※もちろん命を落とす稚魚も多くはなりますが

 

稚魚だけで生活していたメダカを親元へ帰すのは、1cmから1.5cmという説が一般的です。

1cmにもなれば親メダカと混泳したって食べられてしまうことはありません。

ただし成長はやや遅くなります。

親メダカたちがばくばくエサを食べて、稚魚が食べる量がどうしても少なくなるし、臆病な稚魚は親メダカと混泳させると急激に弱っていくこともよくあります。

 

なので少なくとも1.5cm程度になってから移しましょう。

 

ちなみに私は2cmくらいにならなければ親元へは戻しません。

2cmくらいになると親メダカたちに負けじとエサをつつきますので、食べる量が少ないなんてことはあまり起きないと思います。

それに2cmくらいに成長するとメダカは産卵できる状態、つまりは大人のメダカになっています。

なので親メダカのもとに戻しても、ホントに一丁前に泳いで食べて産卵しますからね。

 

そこで3日前に2cm以上になったメダカたち8匹を親元へ戻しました。

最初は新しい場所に戸惑ったのか、浮かんだままじっとしている元稚魚たちもいましたが、今朝エサを与えたときには親たちと同じように、めちゃくちゃ警戒しながらエサを食べてはすぐに潜っていってました。

バケツの中にいたときは、エサがもらえると分かったら一か所に浮いて集まってバチャバチャしていたのですけどね。

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