障害状態確認届が送られてきた
20歳から障害基礎年金を受け取っている我が家の23歳になる息子(以下 男子と略します)
本来ならば昨年「障害状態確認届」が年金機構から送られてきて、精神科の医師などに記入してもらって送り返す「更新」の手続きが必要だったのですが、新型コロナウイルスの影響によって1年先延ばしされていました。
その「障害状態確認届」が先日送られてきました。
送られてくる時期は誕生月の3か月前の月末と決まっているそうで、9月生まれの男子の場合は6月の末に発送されることに。
あくまで発送の時期が3か月前の月末なので、手元に届いたのは7月の初旬でした。
「障害状態確認届」って結局は年金機構の指定のフォーマットで作成されている「診断書」です。
この診断書に医師に記入してもらって送り返し、年金機構で判定されて年金の支給が続くのか、はたまた打ち切りとなるのかが決定されるわけですね。
診断書の作成を嫌がる医師がいる?
特別児童扶養手当は20歳未満が対象ですが、20歳以上になると障害基礎年金へと切り替わります。
もちろん自動的に切り替わるわけではなく、新たに判定してもらう必要があります。
「病歴・就労状況等申立書」の作成とともに困るのが「診断書」の作成です
「病歴・就労状況等申立書」に関してはこのブログにも少し書いていますので参考にしてください。

我が家の男子は知的障害を持っていますので診断書は一般的に精神科の医師に依頼します。
うちの場合はそれまで通ったことがないクリニックに事情を話したところ、二つ返事で診断書の作成を引き受けてもらえましたが、ネット上にはよく診断書の作成を引き受けてくれないという記述が目立ちます。
とりあえずは近所の精神科に片っ端から診断書の作成が可能か電話でたずねるか、市区町村役場の療育手帳や特別児童扶養手当の件で担当してもらっていた係りの方に
「診断書はどこのクリニックで作成されている方が多いですか?」
とたずねるのもいい手ですよ。
「精神科を紹介してください」とか「どこの精神科がいいですか?」なんてたずねても公務員である係りの方は答えてくれませんが、「どこで作成されている方が多いですか」と聞くと、案外すんなり教えてくれたりします。
保護者からの聞き取りだけでした
「障害状態確認届」の作成の時、我が家がお願いしたクリニックでは保護者からの聞き取りのみでした。
3年前に初めて診断書を作成してもらった時も同じで
「本人を連れてこられても診断書に記入しなければいけない点はわかりませんから」
とのこと。
そのクリニックでは「障害状態確認届」に直接記入せず、クリニックで用意している診断書に記入していました。
「年金機構へは「障害状態確認届」とこの診断書を一緒に送り返してください」
とのことでした。