起動直後にプチフリで5分以上使えない
せっかくHDDをSSDに換装したのですが、とにかく毎日プチフリに悩まされ続けていました。
あちこちのサイトを参考にさまざまなことを試してきましたが、AHCIモードに対応しておらずIDEモードのままのメインのパソコンでは、SSDに換装することでプチフリの多発は避けて通れない模様。
少しのプチフリならば仕方がないかとあきらめもつくのですが、起動直後にアクセスランプが点灯しっぱなしになって5分ほど使えなかったりするようでは不便なだけ。
またブラウザを立ち上げてお気に入りをクリックする前にプチフリに陥ったりと、実用上かなり問題があります。
そこで外付けHDDとして使っている元メインパソコンの内蔵HDDを元に戻すことにしました。
データをコピーするのに時間がかかるけど
メインのパソコンは年代物で、USB2.0しか対応していません。
USB3.0と比較すると転送速度が違いすぎるんですよね。
外付けHDD化する際に購入したケースは3.5インチ対応で電源が別に必要なタイプで、玄人志向 GW3.5AM-SU3P/Sというケース。
ファイナルハードディスク/SSD入れ替え(V16)というソフトが付属していて、このソフトを単品で買うより玄人志向 GW3.5AM-SU3P/Sを購入するほうがはるかに安いので選択したものです。
このソフトを使ってメインパソコンに内蔵されているプチフリの原因のSSDのデータすべてを、外付けHDDへコピーします。
この作業に3時間30分かかりました。
※外付けHDDは初期化されてSSDのデータがコピーされます。
コピーが終了して外付けHDDを再び内蔵HDDとして使うべくSSDと入れ替えます。
一体型のVW670/Wですが背面はネジ止めされているだけですから簡単に開きますし、開ければ真ん中にSSDのカバーが見えますから入れ替えも本当に簡単。
背面を元に戻して早速電源を入れます。
HDDに戻して実感すること
HDDに戻して感じたのは、やはり起動までに少し時間がかかる。
ブラウザやメーラーなどの立ち上げまでにもやはり時間がかかる。
SSDに比べてワンテンポ以上時間がかかりますね。
短い間でしたがSSDの起動の早さを体験したので、HDDってこんなにもっさりした感じなんだなって思いました。
ただHDDに交換して以降は一度もプチフリにはなっていません。
肝心なところで止まってしまい、しばらく休憩を余儀なくされるプチフリに見舞われないってストレスの軽減につながりますよ。
今の大半のPCはAHCIモードに対応しているはずですし、というか最初からAHCIモードになっています。
もしもIDEならばBIOSなどでIDEからAHCIに切り替えれば済む話ですから、HDDをSSDに換装することで飛躍的PCの快適性が向上します。
しかしAHCIモードに切り替えることができない、AHCIモードに対応していない私が使用しているような古いPCの場合は、HDDのままのほうがストレスを感じることは少ないです。
Windows7が登場してすぐのころのPCはAHCIモードに変えられない機種があるかもしれませんので、その場合はHDDのままのほうが良いと思います。