冬を越した屋外飼育容器の掃除と水換え
先日ベランダ簡易ビオトープこと屋外飼育容器に簡単なタッパーで作ったろ過装置を投入しました。
今のところ順調に稼働していますし、タッパー内のウールもゴミやアオミドロを吸い取っていますし、ウールがやや茶色から黒っぽい色になってきました。
もちろん汚い水を吸い込んでウールが汚れて茶色や黒っぽい色になっていることもありますが、ウールにバクテリアが棲みつき出した証拠でもあるんです。

本当はタッパーろ過装置を設置するときに水換えや掃除をしようかと思ったのですが、水換え&掃除によってバクテリアがほぼいない状態になってからろ過装置を設置してもあまり意味ないですよね。
なのでろ過装置を設置してウールにバクテリアが棲みつき出したのを確認してから、容器内の水換え&掃除を行ったのです。
昨日はろ過装置のウールはそのままで、タッパーの周りのヌメリだけふき取りました。
こうすることで容器内のバクテリアはほぼいなくなったとしても、ろ過装置のウールにはバクテリアがいるわけですから、メダカにとっても優しいですからね。
屋内のバケツには早くもタニシの赤ちゃんが誕生していた
私の仕事部屋で2つのバケツでメダカを飼っています。
昨年の秋に誕生してまだ小さな個体のほか、同じく昨秋義母の家の周囲で採集したうち小さな個体を屋内で越冬させたためです。
屋外のベランダ簡易ビオトープでは冬から今春までに5~6匹のメダカが☆になりました。
大きさでいうと屋内越冬組と同じくらいで2.5cmくらいのものがほとんどで、中にはかなり大きなメダカも☆になりましたが、こちらは寿命だったかな。
屋内越冬組は2匹が☆になりましたが、結局26匹が春を迎えることができました。
もう少ししたら屋外のベランダ簡易ビオトープに引越しだなと思っていたのですが、4~5日前だったかな、バケツの中に小さなタニシがいるのを確認。
1匹だけかと思っていたのですがすでに3匹も!
我が家のタニシはメダカのお供として一緒に飼われることが多いヒメタニシで、卵ではなく稚貝に成長してから産みます。
なのでそれほど急激に増えることはないのですが、ただタニシが赤ちゃんを産むのってだいたい5月に入ってからなのに、3月中に産むほど暖かいとなればもう屋内のメダカを屋外のベランダ簡易ビオトープに移しても問題ないはず。
掃除&水換えが終了した屋外へ屋内越冬メダカとタニシたちをお引越しさせることにしました。
水合わせは水温だけではなく水自体もあわせておく
26匹のメダカたちと大人のタニシ6匹に稚貝が3匹のお引越し。
まずはバケツから別の容器に水ごと移します。
数が多かったので今回は100円ショップで購入した食パンの保存容器。
食パン1.5斤分(3.4L)の容量があるので、一時的にメダカたちを入れておくにはちょうどいいサイズです。
バケツのアナカリスもこの容器に入れて、屋外のベランダ簡易ビオトープに浮かばせて水温をあわせるのですが、この時にベランダ簡易ビオトープの水も食パン保存容器に入れておきます。
私はいつも元メダカのいた水(今回だとバケツ)を2としたら、ベランダ簡易ビオトープの水を0.5~1の割合で入れます。
水温をあわせるとともに、今から生活する屋外飼育の水にも慣れてもらうためです。
私の場合は水温よりも、今から生活する水に慣れてもらうことを優先していますので、指でだいたい同じくらいの水温だなと思えば移し替えしていますよ。
採集してきたメダカや、私は購入することはありませんが、もしペットショップからやってきたメダカの場合は、水あわせ以上に病気などを持ち込ませないことを優先しますので、別容器に0.5%の食塩水(1Lの水に対して5ℊの食塩)を作って必ず薬浴させます。
薬浴を半日から丸1日行い、そのあとに食塩水を減らして今から入れる容器の飼育水を入れて水に慣れさせて、1~2時間もすれば引越ししても大丈夫でしょう。
今回は薬浴なしでしたが、屋外のベランダ簡易ビオトープに浮かばせてから3時間ほど経過後に引越しさせました。