我が家の知的障害を持つ男子は敏感に家の中の空気を感じる

 

頭痛で学校を休んだ末っ子

一昨日の夜スイミングスクールから帰ってきた末っ子が

「頭が痛い・・・」

といって頭を抑えながら夕食を食べていました。

 

冷えたのだと思うのですが、やっぱりいろいろとあったために

「明日は学校でイヤな行事でもあるのかな?」

「ひょっとしたら水泳部の顧問と顔を合わせなきゃいけない用事でもあるのかな?」

なんていらぬ心配をしちゃうのです。

今年は本当にいろいろとありましたからね。。。

 

妻も同様なことを考えていたようで、末っ子がお風呂に入っている間に同じようなことを私に話してきました。

この時には知的障害を持つ23歳の息子(以下 男子と略します)は別の部屋ですでに寝ていましたから、会話は聞いていません。

 

翌朝(昨日) 起きてきた末っ子は、いかにも体がダルそうな表情をしていましたので、学校を休ませることにしました。

 

 

男子の様子がおかしい

頭痛で学校を休んだことを知らない男子は、何やら落ち着かない様子でリビングの中を行ったり来たり。

まるで檻の中のクマさんです。

歩き回っては、末っ子の学校の行事予定表が貼られているボードの前で立ち止まり凝視しています。

そしてしばらくウロウロと歩いては、また行事予定表を凝視するのを繰り返すのです。

 

「ウロウロしないで座りなさい」

という妻の声に対して

「なんで学校に行ってないの?」

行事予定表に休みと書かれてはいない今日、なぜ学校へ行かずに家にいるのかが理解できないようです。

 

「頭が痛くて学校に行けないの」

いちおうはうなずくのですが、でも予定表に書いていないのに学校へ行かないことが変に感じるようです。

 

こうなってくると毎回大変なんです。

 

急にご飯を食べなくなるし、手首を回したり首を押さえたりして病人っぽい仕草を始めるのです。

たぶん昨年末から今年の初めの不可解な行動も、彼なりに何かを感じ取っての行動だったのかな。

 

「足がおかしい」
「お腹がポヨポヨする」
「体がどこかへ行ってなくなった」
「なんだか頭がおかしくなってきた」
「体が帰ってこなくなった」
「病院へ行って手術かなあ」
「僕はこれからどうなるんだろう」

 

いま思えばこれらの言動は、末っ子の様子がおかしいということを察知していたのかもしれません。

 

 

家の中の空気を敏感に感じ取る

普段は一切空気を読むことができない男子で、いまその行動をすると迷惑になるよということが分かりません。

しかし、家の中の空気が明らかに普段とは違う緊張感があるときなどは、考えられないほど敏感になるのです。

 

昔私と妻が口論になったとき、妻が涙を流したのです。

他の子供は雰囲気が悪いなぁと言った程度しか感じていなかったようなのですが、男子は違いました。

妻が流した涙の数倍の量の涙を流して号泣するのです。

 

また妻が他の子供を叱っている時も、男子は信じられないほど号泣していました。

 

今は号泣することはなくなりましたが、家の中に微妙な空気が流れ始めると情緒不安定になるのです。

昨日は檻の中のクマさん状態の後は、1日中カーテンも開けず真っ暗な部屋の端っこに座り、ただジーっとしていました。

一昨日や今日はテレビを見たり、CDを聞いて踊ったりしていますからホントに対照的でした。

 

昨日は信じられないほどの少食でしたが、今日は昨日の分を取り返すべくご飯もおやつもかなり食べていました。

知的障害を持つ子は、健常者以上に空気の少しの違いを読み取るようです。

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