ようやく20H2にアップデートされたけど
メインで使っているパソコンがようやくWindows10のバージョン1909から20H2へアップデートされました。
今年5月のWindows 10 May 2020 Updateではスルーされて2004へのアップデートは行われず、今年10月のWindows 10 October 2020 Updateによって11月の末に20H2へと更新されました。
時々記事にしているメインのパソコン(NEC VALUESTAR W VW670/WG6R 32ビット)ですが、発売されたのが2010年2月で購入したのは6月ごろ。
すでに使用を開始して10年を超し、いろいろとトラブルに見舞われることもありましたが今では毎日元気に働いています。
パソコンのトラブルの多くは駆動系だと思いますが、これまでにハードディスクの交換を2回も行っているから生き続けてきたわけですね。
やっと新しいバージョンになり、サポート期限も1909の2021年5月11日から20H2の2022年5月11日へと1年延びて喜んでいたのですが、アップデート後はなぜだか設定している時間になってもスリープにも休止状態にもならなくなりました。
特に支障があるわけではありませんが、どこかがおかしくなったのかなと気になるところでもあったので、一般的な設定された時間になってもスリープや休止状態にならないときの対処法を試してみました。
電源の管理
→設定→システム→電源とスリープ→電源の追加設定
別ウィンドウが開くので、「お気に入りのプラン」でチェックが入っているプランの「プラン設定の変更」をクリック。
「詳細な電源設定の変更」をクリックすると小さなウィンドウが開きます。
「スリープ」内の「次の時間が経過後スリープする」の設定時間を確認、「次の時間が経過後休止状態にする」の設定時間も確認。
「ハイブリッドスリープを許可する」は私はいつも「オフ」にしています。
通常はこれでOKなのですが、この操作でもダメな場合は次の方法へ。
Wake on LANの機能をオフに
ネットワークを通じてパソコンを遠隔操作する機能で、どうやらこの機能によって勝手にスリープが解除されるのだとか。
を右クリック→「デバイスマネージャー」→「ネットワークアダプター」と進む。
「Gigabit Ethernet」や「GBE Family Controller」などを右クリックして「プロパティ」をクリック。
小さなウィンドウが開くので「電源の管理」を選択してから
「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外します。
マウスの電源の管理もチェック
スリープから復帰する際にマウスを操作することで解除できるのですが、これが原因で勝手にスリープを解除してしまうこともあるようです。
を右クリック→「デバイスマネージャー」→「マウスとそのほかのポインティングデバイス」を開く。
使用しているマウスを選び、右クリックして「プロパティ」をクリック。
小さなウィンドウが開くので「電源の管理」を選択してから
「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外します。
(マウスの項目が3つもあってどれか使用しているマウスか分からず、3つとも行った私・・・)
マウスの操作でスリープから復帰はしなくなりますが、これが原因のこともあるようです。
しかし私の環境ではこれらの方法ではスリープや休止状態にはなってくれませんでした。
Windows Updateで解消
困ったなぁと思いながらも、スリープや休止状態にならないのって実用上特に問題はありません。
諦めかけていたわけですが昨日になって
「2020-11×86ベースシステム用 Windows10 Version 20H2 の累積更新プログラム(KB4586853)」
がWindows Updateによって降ってきまして、インストール後再起動したところ正常にスリープも休止状態にもなるように。
ってことは、20H2への更新が原因だったのかな?
意外とこういうケースって多いんですよね、更新したらパソコンの調子が悪くなったってこと。
そして以降の更新プログラムで少しずつ良くなっていく。
今回いろいろな設定をさわって変更したので、元に戻しても影響がないかをチェックしなきゃですね。
ここまで紹介した方法では解消しないことも・・・
私の環境下ではしばらくするとまたスリープにならなくなって、以下の記事のような方法で今は何とか無事にスリープになるようになりました。

なのでよければこちらの記事も読んでいただければ幸いです。