クラウド化された年末調整にメリットは感じなかった

クラウド化された年末調整にメリットは感じなかった

 

ギリギリ間に合った国民年金の控除証明書

年末調整も手書からパソコンやスマホでの入力に変わったんだなと感心しながら、妻の年末調整の入力を行ったのが11月3日。

妻が勤める会社が提携した、年末調整の電子化の会社の年末調整入力の締め切りが11月3日。

国民年金の控除証明書が届いたのは11月2日の夕方。

ホントにギリギリで間に合った感じでした。

間に合わなければ確定申告で取り返すしかないなとは思いましたが、やっぱり2度手間になりますからね。

年末調整で終わらせることができればやっぱりそれが良いですよ。

 

 

控除証明書をコピーして画像化

年末調整の書き方自体はそう難しいものではありませんから、入力はすぐに完了します。

面倒なのが控除証明書をコピーして画像化(jpegとかpdf化)する必要があるのです。

スマホで撮影してそのまま送付すれば良いだけではありますが、実はこの作業は生命保険などの保険料の控除額を自動?で入力するための作業。

自動かな?年末調整のクラウド化を行っている会社で一つ一つ入力するのかな?

とにかく数値で入力するために画像を送付するだけであって、12月に入ってから画像で送信した控除証明書を台紙に貼って提出しなきゃいけない。

やっぱり面倒ですよ。

控除を受けるためには控除証明書の添付が必須となっていますから仕方がないけど、どことなく

画像データにして送った意味がない!

って納税者側は思うのですよね。

 

妻の会社の多くの人は勘違いしていて、画像化して提出したから原本はいらないと思って、控除証明書をすでに捨ててしまった人が多数いるそうです。

 

 

各会社の総務は楽になったかもしれない

結局は会社の総務の仕事量を軽減するのには有効だけど、年末調整に関する書類を提出する側には対してメリットはないんですよね。

ボールペンで一字一字書いていたところが、パソコンのキーボードやスマホでタップして入力するのに変わり、それがメリットだと感じる人にとっては良いのかもしれませんが、私としてはあまりメリットには感じないんですよね。

 

どうせだったら年末調整みたいな制度は辞めちゃって、全員が確定申告をするようにしても良いんじゃないのかな?

家を買って住宅ローンがあるときや医療費の控除を受けるときなど、年末調整を会社で行っても結局年明けに確定申告しなきゃいけないわけだし。

e-TAXを使えばそれほど面倒ではないし、控除証明書などは自宅で5年間保存しておけばOKだし、年末調整の電子化よりははるかに便利だと思うけど。

 

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