大量の塩素を入れるプール
妻は長年スイミングスクールでインストラクターの仕事をしているのですが、ここ最近すごく感じることがあります。
妻が仕事から帰ってくると漂白剤のニオイが漂うのです。
プールでは殺菌のために塩素を投入することはよくご存じのことと思いますが、コロナ禍によって塩素の投入量がかなり増えているようなんです。
これは妻が働くスイミングスクールだけではなく、別のスイミングスクールへ通っている子供も同様で、今年に入ってからはスイミングから帰ってくると塩素のニオイがかなり強烈になっているのです。
プールの水をまめにすべて替えるとなると、莫大な水道料金が発生してしまいます。
25mのプールで幅が16mあって水深1.5mまで水を入れるとなると
25m×16m×1.5m=600㎥
600㎥=600000L
家庭用のお風呂の容量が200Lとすると3000杯分に相当します。
水道料金を抑えるために塩素を投入して殺菌消毒して、水を替える頻度を下げているわけです。
さらに新型コロナウィルスの感染予防対策として、従来よりもプールへの塩素投入量がかなり増えている。
私は医者でも科学者でもないので詳しくは分かりませんが、でもプールの水に塩素を大量に入れたところであまり意味がないように思えるんですよね。
ふだん通りの濃度でも新型コロナの感染予防対策になるのではと思うけど、どうなんでしょうか。
塩素のニオイで目が痛い
妻が最近よく言っているのですが、プールのドアを開けた瞬間に塩素のニオイが襲い掛かってきて、目が痛くて開けられないときがあるって。
プールに投入した塩素が気化するのかどうかは知らないのですが、しかしホントにそんな感じでニオイが漂っているというのです。
インストラクターですから毎日数時間はプールに入っているのですが、酷いときにはプールの水が目に入るとしみてとても痛いとも言ってますよ。
でもそれ以上に気になることが
水着で覆われていない脚や腕の皮膚が妙にツルツルしてて光っているんです。
若くてお肌がぴちぴちしているのなら良いのですけどね。
そうではなくて、おそらく塩素によって肌の表面が溶けているんじゃないのかな。
さすがにちょっとこれは異常だろうと思います。
肌がかゆくなって鼻炎や副鼻腔炎にも
鼻炎や副鼻腔炎になりやすいというのは少し前にも記事にしました。
実際に先週には末っ子に副鼻腔炎の症状が出てしまいましたしね。
妻はここ数日鼻水が止まらないと言っています。
まるで花粉症が酷いときのように、鼻水がツーっと流れ出るんです。
これが酷くなると鼻水に粘り気が出てしまい、副鼻腔炎(蓄膿症)へと進んでしまうわけです。
それと末っ子も妻もかなり肌がかゆいと言っています。
やっぱり塩素によって皮膚の表面が溶けてしまうことで、かゆさが全身に広がっているように思います。
スイミングへお子さんを通わせている方も多いと思いますが、鼻水や鼻詰まりの症状は出ていませんか?
肌のあちこちがかゆいと言っていませんか?
プールの水が目に入るとしみたり痛いとは言っていませんか?
それってプールの塩素による健康への被害かもしれませんよ。