冬が遠のいたように暖かい
もうそろそろメダカたちも冬の準備が必要だろうと思って、10日ほど前に今年最後の水換えをした屋外飼育のメダカ容器。
昨日の朝はかなり冷え込んだけど今朝は暖かかったし、昨日や今日の日中なんて22~3度もあって11月中旬の気温にしてはかなり暖かい。
先週までは屋外飼育のメダカたちは底に潜ってしまって、あまり水面近くまで上がってこなかったんだけど、今日なんて水面をプカーって浮かんでいる状態で、この暖かさが気持ちいいのかなって思います。
エサもパラパラっとまいてみるとかなりの勢いで食べていますから、水換えは今週したほうが良かったのかなって思いました。
屋外飼育の容器に並んでバケツが置いてあって、そこには大量のアナカリスとタニシが3匹、そしてメダカの稚魚が15匹ほど入っています。
稚魚たちは今日みたいに暖かいとほぼすべてのメダカが水面まで上がってきており、エサがまかれるのを待っています。
そして親のメダカ以上にエサを奪い合うようにパクパクと食べていました。
でも稚魚たちは屋内へ移動
バケツに入っている稚魚たちは大きいもので1.5㎝ほど、小さいものは1cmほどしかありません。
親たちの容器に入れても親メダカに食べられるような小ささではありません。
夏ならば1.5cm~2cmほどに成長すれば大きな親メダカといっしょにいても生きていけるようですが、エサの争奪戦に負けてしまうのか、成長で見た場合には親とは別で育てるほうがやっぱり早い。
3cmくらいで成長が止まってしまうケースも多いのです。
また2cm以下のメダカは屋外で寒さを耐え忍んで越冬するだけの体力も無く、下手すれば全滅する可能性も非常に高い。
なので暖かいうちに部屋の中へ移動させました。
屋外の時は底床は何も入れず、週に1回はスポイトでゴミを吸い出しながらの水換えをしていました。
底床に砂利やソイルなどを入れていないとアンモニアや硝酸塩を分解するバクテリアがどうしても少ないので、人がマメに水換えとゴミの吸い出しをしてあげないと、すぐにメダカの稚魚は死んでしまいます。
ただ屋内とはいえ寒い冬の時期に頻繁に水換えを行うのは、小さなメダカにとっては負荷が大きすぎます。
そこで親メダカたちが入っている容器から底床をすくい取り、稚魚たちが入るバケツへと入れました。
タニシもいっしょにすくっていたみたい
私は底床には昔から大磯砂や珪砂を使っており、汚れれば洗い流せば何年でも使えるリーズナブルな点が好みです。
親の容器から底床をすくい取り、飼育水で軽くすすいでゴミを洗い流します。
稚魚たちの入ったバケツは水のみにして、そこへ底床を入れてからアナカリスとメダカを戻します。
すくってきた砂利にはタニシが混じっていたようで、現在バケツの中はタニシが6~7匹ほど入っています。
すでにタニシの一部は砂利の中に潜っていたようですね。
※タニシは底床の中に潜って越冬します
アナカリスはかなり成長していて、小さなバケツの中で1mを超すほどの長さになっているものや、たくさん脇芽を伸ばしているものもありました。
すべてをもとのバケツに入れようかとも思いましたがちょっと多すぎます。
別のバケツにアナカリスを入れて、こちらも屋内で越冬させることに。
屋外でも私の居住地周辺では越冬できるのですが、黒いコケに覆われてしまうものが多いので今冬は屋内に入れました。