屋外飼育 今年最後の水換え

屋外飼育 今年最後の水換え

 

去年や一昨年より気温が低い

 

一昨年の春からメダカを屋外で飼育するようになり、一昨年も去年もほぼ同じような日に年内最後の水換えを行っているのですが、今年は気温が低くなるのが早く水温も一昨年や去年に比べて低下するのが早くなっています。(私の居住地での話ですが)

過去2年間は水換えついでにメダカたちが入っている容器を空っぽにしてお風呂場でごしごし洗い、底床の砂利(今は主に硅砂と大磯砂)も洗うなど大掃除をしていたのですが、今年は水温の低下が早すぎて大掃除をするとメダカへの負担が大きくなりすぎることから、水換えとゴミの吸い出しをホースで行ったのと容器内のストラクチャー(スドーのブロック 小 E-11)の掃除、それに容器の壁面についたコケをジェックス コケバスターでこする程度にとどめて行いました。

これでも十分な大掃除なのですけどね。

でも底床の砂利をゴシゴシこするように洗えば、アンモニアを硝酸塩にそして亜硝酸塩にと毒性を和らげる働きをするバクテリアを失くしてしまうことになり、生体への影響が大きいのです。

もう少し気温や水温が高ければメダカの活性も高く元気なので耐えてくれると思うのですが
(なので屋内水槽でも屋外でも例年今の時期に砂利をゴシゴシ洗ってきたのですが)

今日は水もかなり低くなっていたので、さすがに敬遠しました。

 

 

こすり落としたコケはタニシに処理してもらう

 

過去2年は屋外飼育の容器をお風呂場に持ち込み、シャワーとブラシでこすって洗い流すことでコケもキレイさっぱり無くしていたのですが、今回はジェックス コケバスターでそぎ落としただけですので、水中にコケが漂うことに。

ゴミと飼育水をホースを使って吸い出したわけですが、飼育水は全体容量の1/3しか交換していませんので、当然ですがコケはまだまだ水中に残っています。

ホントはゴミといっしょに全部吸い出したいのですが、まず不可能なこと。

ある程度は網ですくい取ったのですが、あとはメダカと同居するヒメタニシに処理してもらうことに。

 

よく言われるような水質改善なんて、タニシをいくら入れたところで何も変わりません。

ただし水中のコケや植物性プランクトンはタニシが食べて糞として出してくれます。

それをスポイトで吸い取っていけば、水中のコケ類はある程度処理ができるというわけです。

スドーのブロック 小 E-11の上にタニシたちが糞として出してくれると、白っぽいブロックの上に緑の縞模様がきれいで分かりやすかったりするんですよ。

 

 

水換えが終われば冬支度

 

まだ我が家の周辺では紅葉のシーズンにはなっていませんが、屋外飼育を行っているメダカたちには冬の支度をはじめていきます。

うちではメダカの屋外飼育にはアイリスオーヤマのRVBOXを使っているのですが、ポリプロピレン製(PP)で保温力は高いと言われています。

でも真夏の直射日光が当たったり、冬の冷たい風が当たれば容器内の飼育水の水温にはどうしても影響してしまいます。

そういった意味では陶器製の睡蓮鉢などが理想なのですがやっぱり重たいので、今年の夏からはずっとRVBOXに100均で購入したお風呂保温シート(アルミ製のもの)を巻いて水温対策としています。

で、冬対策として今年はすだれを掛けた上にプチプチを被せることを考えています。

 

プチプチだけでも良いのですが、冬になると水草(アマゾンフロッグビットやアナカリス)は枯れる寸前または枯れてしまうことで、水中の亜硝酸塩を吸収することができなくなります。

そこに日光が当たることでコケ類、とくにアオミドロが勢力を伸ばすんです。

黒っぽいコケ類も弱った水草を覆ってしまうなど影響が大きいので、すだれを置いて日光があまり当たらないようにした上にプチプチを置くことで、保温と風対策にと考えております。

プチプチだけだと日光をよく通しますからね。

 

っていうより

 

ごく少量とはいえ、ほとんど食べないのにエサを与えることで水質悪化し、コケ類やアオミドロの成長を促してしまっているのですけども。。。

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