豪雨の翌日はメダカが数匹死んでしまうが原因は豪雨ではなく

豪雨の翌日はメダカが数匹死んでしまうが原因は豪雨ではなく

 

豪雨以外は何もしていなかったビオトープ

うちの場合は本当はビオトープなんて呼べる代物ではなく、ベランダに容器を置いてその中に砂利やブロックに水草を入れてメダカを飼っているという、単なる屋外飼育です。
なのでベランダ簡易ビオトープと呼んでいますが、容器はアイリスオーヤマのRVBOXを使用しています。
普段は日よけ代わりに使っているRVBOXの蓋ですが、台風接近時などには蓋をしてメダカを守っています。

逆に豪雨でなければ蓋は日よけのまま。

少しきついくらいの雨ならば、メダカは流されないように底の方の物陰でじっとして耐えていますから。
でも台風など豪雨の時は流される心配もあるし、急に水温が変わったりpH値が急変するなどメダカにとってはあまり良くはないだろうと思い、豪雨の時は蓋をしてしまいます。

 

 

豪雨の次の日のメダカ

昨日も夕方に急に豪雨となり大雨警報が発令されていました。
でも天気の急変に手が回らず、ベランダ簡易ビオトープも稚魚の入ったバケツも蓋をできませんでした。
そして今朝は天気も良いしバケツの稚魚を観察しようと顔を向けると、一斉にワーッと寄ってきます。
稚魚は人間の怖さよりもエサがもらえることのほうが嬉しいのでしょうね。

そして簡易ビオトープの方を見ると、数匹のメダカが浮かんでいます。
アマゾンフロッグビットをかき分けてみると、計8匹ものメダカの死骸が浮かんでいます。

実は数日前にも同じようなことがありました。
豪雨の日に蓋をするのを忘れて、翌朝見ると3匹の死骸が浮かんでいました。

少しの雨ならば影響ないのですが、豪雨になると水温やpH値の急変でやっぱり影響が出るのかなと思ったのですが、横の稚魚バケツは特に異変はない。
ということは豪雨以外に原因があるのかも。

 

 

普段からの観察が大切です

水温やpH値の急変は取りあえず置いておいて、ほかに思い当たることというと・・・

・ここ2週間ほど卵をほとんど産んでいない。
→雨が続き日照時間が短いからだと思っていた。
メダカは日照時間が12時間以上になると産卵を始める

・ほぼ毎日市販のエサを与えていた。
→エサをパクパク食べる様子を雨の中見るのが楽しかった
屋外飼育ではプランクトン類が発生することもあり、エサの与えすぎは絶対にダメ

・7~10日に一度は水草を間引きしていた。
→水面が確認できないほどに増えるので一度に大量に間引きすることも
水草を急に減らすと硝酸塩を吸収しきれなくなる

 

ほぼ毎日市販のエサを与えたりすれば、どうしてたって食べ残しが発生したりメダカのフンの量も当然増加します。
こうなると水質が悪化するのは当然です。
食べ残しやフンの増加によって、アンモニアを亜硝酸→硝酸塩に変えるバクテリアの量が足りなくもなります。
水草を一気に大量に間引いたりしたことで硝酸塩を吸収しきれなくなった。
そりゃ卵だって産まなくなるわなぁ。。。

ということで水質の悪化が主な原因だろうと思い、早速底のゴミを吸い取るように水換えです。
死んだメダカもいるので水質は相当悪いだろうということで、今回は半分ほど水を入れ替えました。
メダカとタニシのフンが大量にバケツの中へと吸い上げられていきました。

昨日の夕方もかなりの豪雨でした。
おそらくですが、豪雨によって底に溜まったフンやゴミなどが巻き上げられて一気に水質が悪化し、耐えられなくなったメダカが死んでしまったのだろう・・・

原因は私のエサの与えすぎですね。

かわいいからとたくさんエサを与えることで、メダカには過大な負荷がかかってしまうわけですね。
分かっているハズなんだけど。。。

 

https://life-of-retirees.com/2021/08/12/killifish-and-torrential-rain/
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