レビュー記事掲載の依頼
タイトルに記した通りで、アクセスもそう多くない弱小ブログの弊サイトに対してでも、最近は割と頻繁にレビュー記事を掲載してほしいという依頼を受けます。
そしてそのほとんどが中国の企業なんですよね。
ひとしきりレビューを書いてもらいたいソフトの特徴が書いてあって、ぜひご紹介いただきたいみたいな文章で締めくくっています。
フリーソフトのレビュー記事の依頼ですが、報酬は有償のソフトだったり(フリー版に対してプロ版みたいなもの)、5000円~10000円程度の執筆料だったりします。
弱小の弊サイトにまで依頼があるということは、もっと有名なサイトなどにはもっとたくさんの依頼があるのでしょうね。
だとすると、あるソフトをやたらと推すサイトやブログの記事って、そのほとんどはお金をもらって記事を書いているのであって、本当に良いソフトだから記事を書いているのではないのでしょう。
私も今までに依頼されてレビュー記事を2度も書いたことがあります。
一度は有償ソフト(いわゆるプロ版)と引き換え、もう一度は何ももらわずにです。
記事を書いて掲載はしたものの、自分の中で引っかかるものがあって、依頼されて書いた記事は弊サイトから削除しました。
有償のソフトはシリアルナンバーが送られてきたのですが、結局メールごと廃棄。
もう一つの何ももらわなかったのは、なんだか交渉するのが面倒だったから。一応記事は書いて数日間は掲載したのですが、何ももらっていないのに宣伝する必要なんてないから記事を削除しました。
レビューや口コミなんて信頼できない
もう10数年前のことですが、夏休みに家族旅行をしたときのこと。
いくつかの宿泊先をピックアップして、有名な宿泊予約サイトで口コミやレビュー記事をチェックし、かなり好印象だった宿に泊まりに行ったのです。
宿泊予約サイトの口コミやレビューには、まるで地中海のコテージかコンドミニアムを連想するような文言や写真が並んでいました。
ところが実際にその宿へ行くと
どう見たってコテージやコンドミニアムとは程遠い汚い小屋をペンキで適当に塗っただけ。
玄関の前には小さなキノコが生えていて、部屋の中も適当な板に蝶番(ちょうつがい)を付けて仕切りのドアにしているし。
貸し切り浴場はゴキブリがいっぱい這いずっているし。
夕食はスーパーかどこかで購入した安い肉でのBBQ。
翌朝にはパンにハムかキュウリを挟んでマヨネーズを塗っただけのサンドイッチで、コンビニで購入するほうがはるかにマシッて代物。
なのに2泊で30数万円もかかったという、屈辱的な宿でした。
※我が家が泊まった1~2年後に台風で倒壊して廃業したらしいです、和歌山県潮岬にあった最低な宿。宿の名前は忘れた・・・
片棒を担ぎたくはない
先に書いた宿泊体験ですが、本当にひどい所でした。
でもこの宿以上に、宿のレビューや口コミで高評価を載せていた宿泊予約サイトへの怒りのほうが大きいのです。
宿泊予約サイトにかぎらずグルメ系の紹介予約サイトもそうですが、宿や店側からお金を徴収してレビューや口コミを記載しているという噂はいまだによく耳にします。
通販サイトのレビューや口コミだって、☆5つを付けて評価する内容を投稿したら別の商品をプレゼントする、そんな通販業者も実際にあります。(これは複数の業者で確認しています)
私としてはそんなウソのレビューや口コミを書くことで被害者を作り出してしまう、そんな片棒を担ぎたくはありません。
ですので今後もレビュー記事の掲載依頼があっても書くことはありません。
もちろん私自身が利用して本当に評価しているものは、頼まれなくても勝手に書いていくつもりです。
ホントにレビューや口コミなんて信じられるようなものは少ないですよ。
その大半は提灯記事なのですから。