ベランダビオトープのアマゾンフロッグビット
現在我が家のベランダビオトープにはメダカが20~30匹くらい入っていて、毎日のように産卵しています。
ちなみに我が家のメダカは妻の実家周辺で採集したニホンメダカ(ミナミメダカ)とその子孫たちのみです。
産卵する時期になるとメダカたちの食欲はすごく旺盛になり、エサをパラパラっとまくと一気に水面まで上昇してきて食べ始め、私の気配に気づくと一気に底へと沈んでいきます。
メダカたちが産卵する時期になると水草も一気に成長します。
いま我が家のベランダビオトープにはアマゾンフロッグビットのみが入っているのですが、下に根っこはどんどん伸ばしていくし、ランナーを横に伸ばしては子株(新しい株)が次々にできるしで、放っておくと一面がアマゾンフロッグビットだらけになって一切水面が見えないほどに増殖します。
そうなるとメダカへのエサやりにも支障が出ますので(エサを浮かばせる水面がまったくない)適度に間引く必要があるのですが、今回は大量に間引いてみました。
この写真は昨年6月のベランダビオトープを覆いつくしたアマゾンフロッグビットです。
ほうっておくとすぐこのような状態になるんです。
でも昨年はこのような状態だったので、ビオトープ内で生まれたメダカ稚魚たちはうまく隠れることができたために、親メダカと隔離しなくてもこの中で成長できたんですよ。
こちらが昨日大量にアマゾンフロッグビットを間引いた後のベランダビオトープです。
2年前の春先に購入した時アマゾンフロッグビットは5株もなかったのですが、春から秋にかけては子株がどんどん誕生しすぐに葉が大きくなり、またすぐに子株が誕生しての繰り返しでホントに爆殖という表現がぴったりなんですよ。
ここまで隠れる場所がないとビオトープ内で生まれた稚魚は、親メダカに咥えられて・・・
アマゾンフロッグビットの根っこは思いっきり切る
アマゾンフロッグビットは根っこの成長もすごく早い。
以前は5㎝ほど残してカットしていましたが、最近は1㎝も残さないくらいに切っています。
特にアオミドロなどが絡まった根っこはほぼすべてを切断していますし、絡まるまではしていないけど緑色に変色した根っこもほぼすべてカットしています。
でも1週間もすれば白くてふわふわの根っこが伸びてきますから、ガンガンカットすればよいと思います。
ちなみに間引き後に残ったアマゾンフロッグビットの根っこもすべて1㎝以下にカットしています。
根っこを短くカットすると、メダカは卵を着ける場所がないわけですが
もともとメダカって卵を産み付けるのが下手なようで、アマゾンフロッグビットがぎっしりで根っこも伸び放題だったときでも、卵が底床にたくさん沈んでいました。
ビオトープの底のゴミを吸い出すときにゴミに混じっていっぱい卵も吸い出されるので、その卵をバケツに入れておいたりしています。
中にはもうすぐふ化しそうな卵もありますしね。
バケツのアマゾンフロッグビットは花が咲いた
一番トップの画像は稚魚が入っているバケツの写真です。
アナカリスとアマゾンフロッグビットが入っているのですが、今年もバケツに入れたアマゾンフロッグビットのほうで花が咲きました。
赤い丸で囲ったものがアマゾンフロッグビットの花です。
花というよりは根っこが上に伸びたみたいな感じですが、これでも立派な花なんですよ。
稚魚が写っていませんが、エサをパラパラっと浮かべるとスーッと上がってきます。
普段はアナカリスの陰に隠れているんです。