コスパから言えば仕方がないけど動きが遅いパソコン
私が出先(ファストフード店やカフェ)で仕事したりヒマつぶしに使うR206SA(ASUS)というモバイルノートパソコンがあります。
購入前にチェックした口コミではとにかく遅い、重い、そしてHDDをSSDに交換することを前提ならばアリのような、かなり低めの評価ではありました。
それにWindowsUpdateなど更新作業は半日仕事になるという、なかなか大変な代物ではあります。
でもAmazonでの購入価格は約20000円という破格なものでしたから、コストパフォーマンスで言えば上々なのかな。
スマホより安い価格で購入したWindows10搭載パソコン。
こんなパソコンを少しでも快適に使えるように施した作業が、今回のテーマのパフォーマンスの設定です。
コンピュータに応じて最適なものを自動的に選択する
通常なにも触らなければパフォーマンスの設定は
「コンピュータに応じて最適なものを自動的に選択する」になっています。
ところがこの設定のままでは
アイコンの代わりに縮小版を表示する
ウィンドウの下に影を表示する
ウィンドウを最大化や最小化するときにアニメーションで表示する
コンボボックスをスライドして開く
スクリーンフォントの縁を滑らかにする
タスクバーの縮小版のプレビューを保存する
デスクトップのアイコン名に影を付ける
ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する
ヒントをフェードまたはスライドで表示する
プレビューを有効にする
メニューをフェードまたはスライドして表示する
メニュー項目をクリック後にフェードアウトする
リストボックスを滑らかにスクロールする
半透明の[選択]ツールを表示する
※タスクバーでアニメーションを表示する
※マウスポインターの下に影を表示する
これらが自動的に設定されています。
(私のPCでは※印のものにはチェックが入っていませんでした)
これらの設定って見ため重視になっていて、どうしてもパソコンの動きが鈍くなってしまうのです。
パフォーマンスを優先
では設定方法です。
→Windowsシステムツール
→コントロールパネル
→(システムとセキュリティ)
→システム
→システムの詳細設定
「システムのプロパティ」が開きます。
「パフォーマンス」の設定(S)…をクリック
「パフォーマンスオプション」の「視覚効果」タブの「パフォーマンスを優先する」にチェックを入れればOK。
下の方の選択項目のチェックがすべて解除されて、パソコンの動作が今までよりかなり軽くなったと実感できるはずです。
カスタム
ただし「パフォーマンスを優先する」にチェックを入れて、すべての選択項目をはずしてしまうと
「文字が何だかにじんだような、ボヤっとしたように見える」
と感じることがあります。
そこで「パフォーマンスを優先する」ではなく
「カスタム」にチェックを入れて
「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」だけを選択すれば、パソコンの動作が重くならずに文字がくっきりと表示されます。
Windows10のパソコンなのに何だか遅い・重いと感じる方は、ぜひ試してください。