adbコマンドで削除したアプリはadbコマンドで復活させられる

強制的に無効化したdocomoの災害用キットを復活させた

Yahoo!防災アプリでは訓練の緊急速報メールを受信しなかった

私が使用しているスマホはSH-01Kというシャープ製でdocomoから発売されてた機種で、Amazonで本体を購入しました。
回線の契約はdocomoではなく格安SIMですが、端末には数多くのdocomo関連のアプリが当然入っています。
docomoのスマホを格安SIMで運用していると

「アップデート確認失敗」

という通知が頻繁に現れます。
そこで追加でスマホの不必要なアプリを削除(強制無効化)しましたに書いた方法で不必要なプリインストールされたアプリをどんどん削除(強制的に無効化)したわけですが、その時に「ソフトウェアアップデート」アプリ(com.nttdocomo.android.osv)まで強制的に無効化したために、こんどは重要なアップデートが行えない状態に。

そこで端末を初期化して削除(強制的に無効化)したアプリを復活させて、ふたたびソフトウェアアップデート(com.nttdocomo.android.osv)以外のアプリを削除しました。

ところが11月5日の津波防災の日に行われた「南海トラフ地震津波一斉避難訓練」では訓練の「緊急速報メール(エリアメール)」を受信できませんでした。
Yahoo!防災アプリを入れているから大丈夫だと、docomoの「災害用キット」アプリや「エリアメール」アプリを削除(強制的に無効化)していたのが原因です。
訓練ではなく本当に緊急地震速報が出される事態になればYahoo!防災アプリでも大丈夫だとは思いますが、何となく不安を覚えたのも事実です。
そこで「災害用キット」と「エリアメール」を復活させました。

 

初期化しかアプリを復活させられないと思っていた

前回「ソフトウェアアップデート」アプリを復活させるときには端末を初期化しました。
adbコマンドで削除(強制的に無効化)したアプリは戻すことができないので、購入時の状態に戻さなければいけないと思っていたからです。
ところが同じようにadbコマンドによって削除(強制的に無効化)したアプリを復活させられることを知り、今回初めて試みました。

用意としては追加でスマホの不必要なアプリを削除(強制無効化)しましたを見ていただければわかると思います。
そして削除(強制的に無効化)したときのコマンド“adb shell pm uninstall -k -user 0”ではなく

“adb shell cmd package install-existing”というコマンドを用います。

注意点も削除(強制的に無効化)の時と同じです。
adb shell cmd package install-existingのあとに半角のスペースを入れてから、アプリのパッケージ名を入力します。
エリアメールのパッケージ名は
com.nttdocomo.android.areamaildですからコマンドプロンプトには
adb shell cmd package install-existing com.nttdocomo.android.areamaild
と入力してenterキーを押せばOKです。

初期化して様々な設定をして、GooglePlayでアプリをダウンロードしてまた設定して、不必要なプリインストールアプリをadbコマンドで削除して・・・
という流れは本当に面倒くさい。
今回なんてadbのコマンドで2つアプリを復活させるだけでしたから、5分もかかりませんでした。

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