水換えだけのつもりが
昨日の日中は天気も良く、日光が当たっているところでは気持ちが良かった。
うちのベランダは南南東向きで日当たりも良く、プランターで栽培している野菜類もそこそこ育って収穫できるほど。
とはいってももう11月ですから、これからは気温は下がっていく一方です。
そろそろ今年最後のベランダ簡易ビオトープの水換えをしなきゃと先日からずっと思っていたのですが、昨日は特に用事もないしということで重い腰を上げることにしました。
最初に書いた通りうちのベランダは日当たりが良いのが良い点ではあるのですが、メダカを屋外で飼うとなるとこの日当たりの良さが欠点になることも。
日当たりが良すぎると藻が発生しやすくなるんですよね。
飼育水の富栄養化がもっとも藻が発生する主因なのですが、それを後押しするように日当たりの良さも原因になってしまうのです。
真夏の間はベランダビオトープにすだれを掛けたり、蓋を立てかけたりして日光を遮り水温の上昇を抑えていたのですが、秋口になると気温の上昇は考えなくても良いだろうとすだれや蓋をすることがなくなります。
すると容器の壁面に大量に藻がついてしまうんです。
少しくらいならいいかなと思って前回までの水換えでは放置していたのですが、藻がかなり繁殖してアナカリスの葉やアマゾンフロッグビットの根にも侵食してきたのでこれは水換えだけではダメだなと思い、容器の大掃除も敢行したのです。
メダカをバケツに移す
ビオトープの容器ごと洗うのでまずは容器内の生体を全部バケツなどに移していきます。
水草やヒメタニシは簡単に採集できるのですが、メダカをすべて容器内から別の場所へ移すのって結構時間がかかります。
容器の色も砂利も黒っぽい色のために、ずっとこのビオトープで生活しているメダカたちの体色も黒っぽい。
保護色になっているのでしょうね。
中に白っぽいメダカたちがいますが、このメダカたちは稚魚のころ別のバケツで育てていたものです。
ビオトープに移したのですが、いまだに白っぽいままなんですよ。
メダカたちは捕まらないようにとビオトープ内を逃げ回ります。
中には底砂に潜って難を逃れようとするメダカもいます。
それで小1時間ほど格闘して避難させたメダカたちがこちら。
この後ビオトープ内に残った水をすくって捨てようとしたらまだメダカが5匹も残っておりまして、メダカの総数は50匹を超えておりました。
重くて腰を痛めそう・・・
水を抜いて底に入れてある砂利だけにして、いざベランダからお風呂場へ運ぼうとするのですがめちゃくちゃ重い。
正確には砂利ではなく珪砂なのですが全部で20㎏ほど入っています。
なんとかお風呂場までもっていき、タワシで藻(アオミドロ)をそぎ落としていきます。
そしてシャワーで砂利を何度も洗っては水を捨てるのを繰り返し、茶色く濁った水がほとんどなくなるまで続けました。
本当は砂利などに住み着いたバクテリアを保護するために水道水は使わず、飼育水で軽く洗うのが基本だと言われています。
でも私は屋内水槽で金魚やメダカを飼い始めた数十年前からずっと、砂利(珪砂や大磯など)は水道水でごしごしと洗っています。
ろ過などに貢献するバクテリアは確かに死滅するかもだけど、悪臭や汚れの原因になるその他の要因が水道水で無くなるのならば別に良いんじゃないかなって思っています。
バクテリアはまた自然に発生するらしいですしね。
飼育水の交換は2分の1まで
交換する量は多くても2分の1まで、一般的には3分の1までという方が多いのかな。
私の場合ですが、底砂やろ過装置などを掃除した場合には2分の1まで。
水換えだけの時はもっと交換しています。
本当は生体に負荷をかけすぎるため控えるほうが良いのですけどね。
昨日はアオミドロが付着したアナカリスは除去し、アマゾンフロッグビットの根も短くカット。
ここまでの行程で半日が費やしてしまいました。
腰が痛いし・・・