何が書いてあるのかが分からない定期券
先日もこのブログで少し触れたICOCA定期券の券面のこと。
とにかく汚くて何が書いてあるのかが分かりません。
駅の窓口で継続購入すると古い情報はそこそこ消えて、新しい情報が目立つようにキレイに印字してくれるのです。
ところが券売機でICOCA定期券を継続購入すると古い情報は中途半端に消された上に、新しい情報もこれまた中途半端に印字してくれるので、重なるというか交じり合った状態になるので何が書かれているのか分かりません。
どこからどこまでの定期券で有効期限はいつまでなのかといった、本当に必要な情報が読めないのです。
先日この券面が汚いICOCA定期券の持ち主である高3に
「駅のみどりの窓口へ行って、何が書いてあるのかが分からないからと言えば印字してもらえるよ」
と言っていたのですが、昨日の学校の帰りにみどりの窓口へ行って書き換えてもらってきていました。
再印字してもらうと
駅のみどりの窓口へ、この何が書いてあるのかが分からないICOCA定期券を差し出しました。
駅名と子供の名前にはモザイクをかけましたが、それ以外は加工していないんです。
そして駅員さんはちょいちょいっと機械を操作して、渡されたのがこちらです。
完全には古い情報は消えてはいませんが、これならば必要な情報が一目でわかります。
JRの規則では
ICOCAをはじめSuicaやPASMOのカードって鉄道会社から借りているもの。
借りているからデポジットとして500円を預けていますし、使わなくなってIC乗車券を返せば500円が戻ってきます。
あくまで鉄道会社の持ち物ですので、例えばカードが故障して使えなくなった時には無償で交換してもらえます。
定期券の機能はもちろん、チャージした金額も減ることなくそのままの状態ですからいいですよね。
ただし駅で預けた日の翌日以降でないと受け取ることができません。
ネックはそれくらいかな。
JRの規則にICカード乗車券取扱約款というものがあって
第31条 ICOCA定期券は、その券面表示事項が不明となったときは、使用することができ
ません。
2 券面表示事項が不明となったICOCA定期券は、これをICOCA定期券を発売する駅
に差し出して、券面表示事項の再印字を請求することができます。
実は券面の表示が分からなくなったら使用できないという規則があるのです。
ピッ!ってタッチして通過するから券面なんて関係なさそうですが、一応規則上は使えないってことになっていますから、うちの子供に再印字できるよと話したのでした。