最近晴れ間が少ない
夏休みだとは思えないほど、お盆以降は晴れ間の日が少なくなっている我が家周辺の天気。
雨が降り出すとベランダのメダカたちの様子を見るのも億劫になりますし、エサだけ与えてすぐに部屋に戻ってしまうことが多くなります。
バケツで飼育しているメダカの稚魚たちは、エサをパラパラっとまくと水面にまで上昇してきてその姿を見ることができます。
しかしベランダ簡易ビオトープの成魚たちは、人の気配を察知すると底のほうに隠れてしまいます。
エサをパラパラっとまいても成魚は浮上してきませんので、雨の日が続くと成魚の姿を見ることがありません。
晴れていれば少し時間が経ったころに警戒しながら浮上してくるので、何とか見ることもできるのですが。
天気があまりよくなくても増え続く水草
稚魚が入るバケツにはアナカリスだけを入れていますが、成魚と自然に孵った稚魚が入るベランダ簡易ビオトープにはアマゾンフロッグビットとアオウキクサ、それに稚魚バケツの中で長く育ったアナカリスの一部を入れています。
水草の中ではかなり丈夫な部類に入るものばかりがベランダ簡易ビオトープの中に入っているわけです。
アナカリスはどんどん伸びて最も長いものは60㎝を超えましたし、さらに節の部分から枝のように新しい芽も成長中。
アオウキクサは大半を処理して2つ3つが浮かぶ程度に減らしたのですが、今は相当な量が浮かんでいます。
アマゾンフロッグビットも間引きして、ベランダ簡易ビオトープの水面を半分だけ覆う量に減らしましたし、雨が降っていない日には適宜間引いて水面の半分をキープしていたのですが、このところの天気の悪さで放置していたら水面の80%以上を覆う状態に。
屋内水槽だと照明を当てていないとこれだけ増えないのに、屋外だと曇りや雨の日が続いても増え続けるんですよ。
水草は適量に保つ必要があると思います
全く水草がなくてもメダカを飼うことはできます。
でも水草があれば日中の酸素供給のほか、メダカやタニシのフンやえさの食べ残しなどによって富栄養化した水を養分としてくれますので、飼育水の安定化にもつながります。
また追い回されるメダカの隠れ家にもなるので、特に稚魚など小さな体のメダカにとっては必需品かなと思います。
でも水草が増えすぎると、今度はメダカが泳ぐスペースの減少を招きます。
特にホテイアオイやアマゾンフロッグビットなどのように、根を長く伸ばし続ける浮草の場合は注意するほうがよいでしょうね。
また夜間は植物は酸素を吸収して二酸化炭素を吐き出すことは小学校で習ったと思いますが、水草も同じように夜間は酸素を吸収するので、メダカたちが酸欠になる可能性があります。
浮草が水面を覆ってしまえば水中に日光が届かなくなるので、他の水草(うちの場合はアナカリス)が枯れてしまうリスクがあります。
それにエサをパラパラっと与えるスペースがなくなりますしね。
ちなみに間引いた水草を周囲の河川や池などへ捨ててはいけません。
生態系を崩す行為ですからね。
私はスーパーのレジ袋などに入れて、生ごみとして捨てています。