ビオトープの雨対策は基本的に何もしていない
そろそろ梅雨も末期に差し掛かり、ついでに台風が北上しています。
今のところ台風が日本を直撃する可能性は低そうですが、台風から湿った空気が送り込まれて雨量が多くなるかもしれないです。
以前このブログに書きましたが、基本的に雨が降ってもベランダビオトープは放置しています。
昨年まではフタをしていたのですが、今年は基本的にフタをしないつもりです。
ただ大雨が予想されるときは早めにフタをするつもりではいます。
ビオトープが満水になってメダカが流れ出たりしないのか、それに急激に水温が下がったりしないのかなど気になる点もあるためです。
酸性雨とpH(ペーハー)ショック
今日何気にメダカのブログを見て回っていたのですが、酸性雨について書かれているブログって意外と多いのですね。
周囲に工場が多いなど条件によって異なるとは思いますが、雨って酸性に傾いているそうです。
メダカは弱酸性から弱アルカリ性までの水を好み、ヒメタニシも同様ですね。
ただヒメタニシの殻のためにはアルカリに傾くほうが良いのかな?
ビオトープ内のメダカは毎日のように産卵していますし、タニシも順調に数が増えていますから、現状特に問題はないと思います。
ただメダカだったり金魚といったごく普通に家庭でも飼われることが多い小魚ですが、pHショックで死に至ることって多いようです。
pHショックとは、pH(ペーハー)の値が急激に変わることで魚に多大な負担をかること(でいいのかな?)
お店で買ってきた金魚を家の水槽に入れたら、数日で☆になった。
お店の水槽のpH値と家の水槽のpH値がかなり違うことで、ショック死してしまうわけですね。
酸性だとpHの数値は下がり、アルカリ性だとpHの数値は上がります。
中性のpHの数値は7.0で、6.0~8.0程度がメダカの飼育には良いとされているそうです。
ある程度の大きさの容器でメダカを飼育している場合(60Lくらい?)、多少の雨が降り注いだとしてもあまり影響はないと言われていますが、小さな容器の場合は雨によって飼育水全体のpH値が変動しやすく、下手するとpHショックによって死んじゃうことがあるそうです。
今までそこまで深く考えたことがありませんでしたが、何となく10Lのバケツはなるべく雨が入らないようにと隙間をあけてフタをしていますが、正解だったようです。
ビオトープの方は台風など風雨が強いときはフタをするつもりでしたが、酸性雨のことを考えると小雨ならば大丈夫だと思うけど、本降りの時はフタをするほうが良いように思えてきました。
でも
そこまで神経質にならなくても良いのかな。
もちろんメダカにとって良い環境で飼ってあげるほうが良いに決まっている。
死に至るような環境は絶対にダメ。
しかし普段はごく浅い水しかない水路で生活しているメダカたちですが、翌日大雨で水かさが相当増えていても生き延びていますからね・・・