メダカの稚魚をバケツとビオトープとで入れ替えました

メダカの稚魚をバケツとビオトープとで入れ替えました

ビオトープの稚魚は小さいものばかり

昨日ベランダ簡易ビオトープのアマゾンフロッグビットを3分の1ほどに減らし、メダカやタニシの姿がよく見えるようにしました。

それにスペースができたことでエサも与えやすいですし、やっぱり水草の量もほどほどがいいですね。

昨日アマゾンフロッグビットを間引きしながら思ったのは

「今年のビオトープは針子ばかり」

昨年は一回り小さい容器でしたがアマゾンフロッグビットやアナカリスをふんだんに入れて、稚魚たちもエサにありつけるようにとゾウリムシや稚魚用のエサも与えていました。

それに昨年は親メダカたちは4~5匹しか入っておらず、親メダカにくわえられる心配も餓死してしまう心配もありませんでした。

ところが今年は、アマゾンフロッグビットが水面いっぱいに広がっていて稚魚が隠れるところはたくさんありました。

しかしゾウリムシは投入していたものの、稚魚用のエサは与えていなかった。

そして何よりも昨年生まれたメダカたちが成魚になっているのですが、その数は30匹以上になります。

稚魚たちは餓死の恐れが高いうえに、親メダカの数が多いためにくわえられてしまう可能性が高くなってしまいます。

そりゃベランダ簡易ビオトープでは針子より少し大きいくらいまでの稚魚しか見れないはずです。

稚魚とアナカリスとゾウリムシ

それに引き換えバケツの稚魚たちはすくすくと育っています。

もちろん稚魚のすべてが☆にならずに育っているわけではないのですが、全体的に見ればいい感じに育っています。

バケツの中には泳ぐスペースがないほどのアナカリスが入っています。

私は金魚やメダカの稚魚を育てるときは、必ずアナカリスを大量に入れています。

この泳ぐスペースもないほどのアナカリスを入れるようになってからは、2017年の秋を除いて稚魚の育成が本当にうまくいくようになっています。

 

2017年秋稚魚が全滅した原因はアンモニアが原因ではないかと。
30㎝水槽に少しのアナカリスを入れて、エサはゾウリムシを大量に与えていました。
当初は順調に育っているように思えたのですが、次第に稚魚たちは自分の尾っぽを追いかけるようにぐるぐる回るようになります。
そして数日間ぐるぐる回り続けてはドンドン☆になっていく。
何かの病気かと思い塩水に入れたりアグテンによる薬浴なども実行しましたが何も変わらず。
50匹以上いた稚魚は全滅してしまいました。

今年ネットで調べているとゾウリムシの培養液は高濃度のアンモニアが含まれているという記事を見つけました。
ゾウリムシ自体は稚魚の良いエサになるのですが、高濃度のアンモニアを含む培養液がダメなようです。
なので今年は10Lのバケツに投入するゾウリムシは1日に50mlに抑えて、稚魚用のエサを別に与えています。
2017年の秋は12Lの水槽に毎日300mlのゾウリムシを与えていましたから、そりゃアンモニア中毒になってしまいますよ。
培養液とゾウリムシを分離すればアンモニアを気にする必要がなくなるので安心して与えられますが、面倒なので与える量を抑えて影響が出ないようにしているわけです。
ちなみにゾウリムシを培養液から分離する方法はこちらです。

メダカ稚魚たちを入れ替える


バケツの中で育った稚魚のうち、早い時期に誕生したものはそこそこの大きさになっています。

その大きめの稚魚をバケツからプラケースに入れた写真が上記のものです。

もう2㎝を超えているものもいますが、親メダカたちと比べればまだ小ぶりです。

でもバケツからベランダ簡易ビオトープへ昨日移動させました。

しばらくは水面に漂っていましたが、その後親メダカたちがいる底に沈めたブロックの中へ。

今朝エサを与えてみたら、親メダカと一緒に浮上してきてエサを食べていました。

 

そして昨日はベランダ簡易ビオトープ内の小さな稚魚(針子)たちを10匹ほどバケツへ。

バケツのヘリのほうに小さな稚魚たちは浮かんでいましたが、稚魚のエサを与えるとエサのほうへと元気に泳いでいきました。

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