想像以上に順調に増えるヒメタニシ
4月の初旬に13匹のヒメタニシを購入し、ベランダ簡易ビオトープに入れました。
購入したヒメタニシのうち3匹は中身が空っぽになるなどの状態で発見したのが6月初旬。
エサ不足なのか、単なる寿命なのかは分かりませんが、購入したヒメタニシは10匹いるはずです。
でもそれ以上に小さなヒメタニシが誕生していて、20~30匹くらいはいるかもしれません。
ビオトープの壁にへばりついているものもいれば、アマゾンフロッグビットの根っこにつかまっているヒメタニシもいます。
思っている以上に順調に増えているなぁという感じです。
40年以上昔のことですが、小学生のころ近所の池でメダカやタニシを捕まえては水槽で飼育していました。
メダカは割と長生きするのですが、タニシは少し増えたと思ったらすぐに死んじゃうのです。
コケなどのタニシのエサのほか、日光や水草の有無などタニシにとってはあまり良い生育環境ではなかったのでしょうね。
なので私の中では
タニシ=飼育が難しい
というイメージが頭のどこかにずっとあったので、今回ヒメタニシが想像以上に増えているのがうれしいのです。
タニシは卵を産みません!
タニシは卵を産まず、稚貝をそのまま産む卵胎生です。
また購入した水草に勝手に付着してくることもまずありません。
爆発的に増加することも考えにくいです。
よくブログなどに
“購入した水草にタニシがついてきて、卵をいっぱい産むから水槽の中でメチャクチャ増えている”
なんてことを書いている方がいらっしゃいますが、それはタニシではなく俗にスネールと呼ばれるサカマキガイやモノアラガイなどです。
一般的に淡水の巻貝は全部ひっくるめてタニシと呼んじゃうからでしょうか。
食欲旺盛なメダカの稚魚
昨日までは本当によく雨が降りました。
ベランダ簡易ビオトープの側面にあけた数個の穴からは、水が噴水のように飛び出していました。
稚魚が入ったバケツにも穴はあけていますが、極力雨水が入らないようにプラスチックの薄い板を雨天時だけかぶせています。
大雨でなければ稚魚が入ったバケツだって放置していてもよいのですけどね。
さっき晴れ間がのぞくようになってきたので、いつものように安い稚魚用のエサをつまようじの先端にのっけてパラパラとあげました。
稚魚は人に対する恐怖心がないようで、エサが水面に落ち着たとたんに一斉に群がってきます。
バケツの底のほうにいた稚魚も一気に浮上してきてパクパクパク。
そろそろバケツからベランダ簡易ビオトープのほうへ移そうかと思う大きさになった稚魚が我先にエサにぱくつきますが、負けじと小さな稚魚もエサにぱくつきます。
見ていて気持ちいいですよ。
それに引き換えベランダ簡易ビオトープのメダカの成魚たちは警戒心Max。
エサを浮かばせても私がいる間は寄っては着ません。
たまに我慢しきれずすぐにぱくつく成魚もいますが、一口食べたらビオトープの底のほうへ避難しています。
よほど人間(私)が怖いのでしょうねぇ。。。