メダカ稚魚は水換えをしない
サイトによって書かれていることが違うので迷うことが多いですよね。
メダカの稚魚が入った水槽などの容器は水換えしないほうが良い、というのが定番のような気がします。
急に違う水が入ることで水質も水温も変わってしまうので、メダカの稚魚には負担が大きいということからですね。
そのためできるだけ水換えをしなくても済むようにということで、大きめの容器でメダカの稚魚を飼うとよく言われます。
容器が大きければフンやエサの食べ残しによる水の悪化が、小さな容器より進みにくいためです。
メダカは稚魚も成魚も水が空気に接する部分が多い浅くて広い容器がよいとされ、トロ舟とかプラ舟と呼ばれる左官屋さんがセメントを混ぜるときに使う容器が好まれています。
私もそう思っているのですが、場所などの関係で稚魚は100均で購入した10Lの容量のバケツで飼育しています。
アナカリスを大量に
以前にも書いたことがありますが、金魚やメダカの稚魚を飼育するときの必需品がアナカリスです。
アナカリスを容器に大量に入れて稚魚を飼育すると、不思議ですが☆になる数を抑えることができて元気に育ってくれるのです。
今回の稚魚が誕生した時にはアナカリスをちょうど切らしていたのですが、ホームセンターで1束300円のアナカリスを2つ購入して10Lのバケツに押し込んでいます。
抜けた葉や根っこがメダカやタニシのフンと一緒に底に溜まっていくので、10Lという小さなバケツではどうしても水が汚れていくため定期的な水換えは必要になっていきます。
メダカ稚魚バケツの横には水を入れたペットボトル
メダカ稚魚の水換えで気を使う点と言えば、水道水に含まれる残留塩素(いわゆるカルキ)と水温ですね。
そこでメダカ稚魚が入ったバケツの横に水道水を入れたペットボトルを常に置いています。
ペットボトルは蓋をギュッと締めておいても水道水の塩素は抜けていきますので、ゴミが気になる人は蓋をきつく締めておいてください。
曇天でも丸1日も置いておけば塩素は抜けてしまいますし、メダカ稚魚の入ったバケツと水温も同じになるので水換え時にはホント便利です。
ゴミと一緒に吸い取って水換えをする
成魚ならば水換え用のホースを使ってもメダカが吸い込まれてしまう恐れはかなり低いのですが、稚魚となると逆に吸い込まれる確率が高くなります。
勢いよく吸い込むので、稚魚の場合は☆になってしまう可能性も。
そこで私はスポイトを使ってゴミと一緒に水を吸い取っています。
水に漬ける前にスポイトの上部を握って空気を追い出し、その状態でバケツの底まで差し込んで水を吸います。
間違っても水に入れてからスポイトの上部を握って空気を追い出すことはやめましょう。
底に沈んでいるゴミなどが舞い上がってしまい、ゴミを吸い取ることができなくなります。
底までスポイトを差し込んで水を吸いあげると、思っている以上にゴミが入ってきます。
私の場合は10Lバケツから1Lくらいをスポイトで吸い上げて、バケツ横のペットボトルの水をやさしく注ぎ込んでいます。
ちなみにこのスポイトによる水換えで稚魚を吸い込んだことはありません。
日中はバケツの底のほうに稚魚がいないようですから。