メダカ稚魚育成にはアナカリスが必需品
メダカに限らず金魚の卵から孵化させて稚魚から成魚に育てていくとき、私には必需品があります。
それはアナカリス。
以前にも紹介したのですが、とあるブログで書かれていた記事がきっかけです。
ランチュウの稚魚である黒仔から成魚に育てるのは非常に難しいのだが、泳ぐスペースがないほどアナカリスを詰めた状態で育てると不思議なことに死なないというのです。
3坪ファームで魚と虫を愛でる : 水草(アナカリス)の力 おそるべし!
もう10年以上前に書かれたブログ記事なのですが、私は今でもメダカの稚魚でこれを実践しています。
小さなバケツにこれでもかというくらいにアナカリスを突っ込んでおくと、メダカでも金魚でも稚魚が元気に育ってくれるのです。
予測がハズレてアナカリスが無い
ところが昨日は
“このところ寒かったからまだ産卵しないだろう”
との予測を思いっきり覆し、アマゾンフロッグビットの根っこにたくさん卵は付いているし、別のバケツに入れておいたら1時間ほど孵化するし。
そういうことでまだアナカリスを稚魚バケツに入れていないのです。
アナカリスも越冬はしたものの全体に黒いコケ?がビッシリと付着していて、ところどころ葉がほぼすべて無くなって茎をさわるだけでもろくも崩れていく状態に。
そんな状態でも黄緑色した新芽がか細いのですが伸び始めていたので、その新芽と根っこを残して黒い部分はほぼすべてカットすればまた育っていくのです。
実際にそうやって新芽の部分だけを残していたのですが、近所に住むゾウリムシを分けていただいた方にそのアナカリスを譲ったのですよ。
うちはアマゾンフロッグビットが健在だから良いかなと思って。
で、アナカリスはGWが明けたらホームセンターにでも買いに行こうと考えていました。
ちょうど産卵した卵から稚魚が孵化するタイミングになるだろうと思っていましたから。
ホントに予測がハズレてしまいましたよ。
メダカ稚魚のエサ
稚魚へのエサは基本的にベランダ簡易ビオトープの飼育水(多少にプランクトンはいるでしょうから)とゾウリムシをメインに、コメット 赤ちゃんのエサをつまようじの先端に少しだけつけて与えます。
このコメット 赤ちゃんのエサはほかの稚魚用のエサに比べてかなり安いです。
でもパウダー状で沈みにくく稚魚のエサとしては最適なんですよ。
昔からある定番のエサですし、ひと箱あればワンシーズンの稚魚育成に十分な量ですしね。
それにワンシーズンで使い切れば、次のシーズンには新しいエサを与えることができます。
エサは数年もつと思いますが、品質が変わっていてメダカに影響が出てもイヤですし。
なので安くて使いきれる物を選んでいます。