Wi-FiテザリングからBluetoothテザリングへ
スマホをアクセスポイントのようにすることで、スマホでふだん使用しているモバイル回線(docomoとかauとかSoftbankなどの携帯電話回線)でパソコンをインターネットにつなげることができます。
いわゆるテザリングというものです。
今まではスマホからWi-Fiの電波を飛ばして使用するWi-Fiテザリングでパソコンにつないでいたのですが、スマホの電池の消費量が大きすぎるというネックがありました。
そこで今回ははじめてBluetoothテザリングで接続してみました。
なんでもBluetoothテザリングだとスマホもパソコンも電池の消費量をかなり抑えられると聞いたからです。
まずは機器をBluetoothのペアにすることから
最近はスマホとワイヤレスイヤホンをBluetoothで接続して楽しむ方も多いので、ぺアリングすることを難しいとは思わないのかもしれないですね。
スマホとパソコンのペアリングも同じ要領ですから、難なく接続しちゃうかもしれないですね。
ここでは私の手持ちのスマホ(SH-01K)とモバイルノートパソコン(Windows10 ASUS R206SA)で説明します。
スマホの設定画面を開きます。
「接続済みの端末」→「Bluetooth」をONにします。
パソコンの→
→「デバイス」→BluetoothをONにします。
スマホにパソコンの名前が表示されます。
(モバイルノートパソコンに“NOTE-KUSO”と名付けています)
スマホに表示されたパソコンの名前をタップ。
ペアに設定するかを問われ、PINコードが表示されます。
パソコン側には右下の画面に「デバイスの追加」が表示されますのでクリックします。
スマホに表示されているPINコードと一致していれば「はい」をクリック。
スマホ側は「自分の連絡先や・・・NOTE-KUSOに許可する」にチェックを入れて「ペア設定する」をタップ。
これでペアリングは完了です。
Bluetoothテザリングの準備
ペアリングはできていますが、今の段階ではまだテザリングはできません。
スマホの設定から「ネットワークとインターネット」→「アクセスポイントとテザリング」→「Bluetoothテザリング」ONにします。
パソコンの「Windows システムツール」→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンター」を開きます。
デバイスの欄に表示されているスマホをクリックします。
「接続方法▼」というタブが表示されるので、クリックして「アクセスポイント」をクリックします。
Bluetoothテザリングの接続が完了すると上図のように「接続に成功しました」と表示されて、スマホのモバイル回線を使ってパソコンでインターネットが可能となります。
Bluetoothテザリングの感想
初めて接続させるまではどこをどう触るのか悩んでしまいましたが、一度接続できれば問題なくBluetoothテザリングができるようになりました。
バッテリーの消費ですが、Wi-Fiテザリングと違ってかなり抑えることができます。
スマホとパソコンの双方を充電しながらテザリングできるのであればWi-Fiで良いのですが、バッテリーの消費を気にする必要があるならばBluetoothテザリングのほうが断然いいですよ。
ただしBluetoothテザリングでは通信速度が遅くなるので、メールやlineのほか文字主体のwebなら問題ないのですが、動画などはちょっと厳しすぎるかもしれません。
私は一昨日と昨日と末っ子の水泳の試合会場であまりにもヒマだったので、Bluetoothテザリングで文書作成の仕事をしていました。
webで調べてWordpressにアップしていましたが、問題なく作業できましたよ。