培養液ごと与えても問題ありません
うちではゾウリムシを1.5L のペットボトルで培養しています。
メダカに与えるときは、100均で買ってきた紙製のお茶パック(80枚入りで100円)でこしてから与えています。
ぺットボトルの底に沈殿したエビオス錠の残りや水面に張った膜などをお茶パックで取り除いています。
と言ってもお茶パックなんてかなり目が粗いので、それほどゴミなどの除去効果はないのですけどまぁ気持ちのものということで。
つまり私の場合は培養液ごとゾウリムシを与えているわけです。
ゾウリムシを培養すると硫黄のようなニオイというか独特の臭さがあるのですけど、気にせずそのままメダカに与えています。
臭い培養液ですが、水槽やビオトープの水質が悪くなるといったことは今まで経験していないので、私は気にせず培養液ごと与えています。
でもこんな方法で培養液からゾウリムシを分離できるそうです。
東邦大学メディアネットセンター「ゾウリムシを培養液から分離・採集する」
メダカなどに臭い培養液を与えたくない、水槽やビオトープの水が傷まないか心配だという方は参考にしてください。
バケツで培養するほうが楽かも
私は今はペットボトルで培養していますので、メダカに与えて減ってしまえば水道水とエビオス錠を追加して放置、を繰り返しています。
気温や水量、エビオスの量、さらに種となるゾウリムシの量によってペットボトルがゾウリムシでいっぱいになる期間は変わります。
今は1.5Lのペットボトルから1Lより少し多いくらいをビオトープに投入して、与えたのと同じくらいの水道水とエビオスを2錠投入して放置していますが、種となるゾウリムシの量が多いために今の時期でも1週間から10日ほどでゾウリムシが大量に増殖します。
昔はバケツで培養していましたが、ペットボトルより管理は楽だと思います。
メダカに与えた水量だけ水を足せばOKです。
増殖のスピードが落ちたと感じてからエビオスや豆乳などを投入すればOKですし。
ゾウリムシって上のほうにかたまって集まっているので、バケツの場合は上澄みをすくうようにすればゾウリムシをいっぱい与えられますしね。
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ゾウリムシは寒さに強い?
今年は12月に入っても暖かい日が続く関西地方ですが、それでももうすぐ真冬の寒さもやってくると思います。
うちではペットボトルを部屋の中に置いて培養していますので、真冬になってもゾウリムシはそこそこ増えていきます。
※暖房なしの部屋で室温が10度を下回ってもゾウリムシは増えていきます。
外で培養する場合でも神経質になる必要はないです。
水に氷が張るような状態でも意外とゾウリムシって生きていますよ。
増殖するスピードは低下しますが、ほぼ問題なく増えていきます。
ゾウリムシって意外と強いです。