ベランダビオトープの台風対策

ベランダビオトープの台風対策

自然災害が多発

今週は非常に強い勢力を維持したまま日本に上陸した台風としては25年ぶりとなった台風21号によって、大きな被害が出て今もなお広い範囲で停電が復旧されていません。

家屋などにもかなりの被害が出ており、また関空も当面使用できないなどかなりの影響が残ったままとなっています。

そんな中こんどは北海道で大きな地震が発生し、道内全域で停電となっているとのこと。

被害の全容はまだ明らかになっていないのですが、とにかく皆さんご無事でおられるように祈っております。

ビオトープを強風対策でひもで括りつけていました

今回の台風21による暴風は自動車を簡単に吹き飛ばしたり、自転車置き場の屋根を根こそぎ宙に舞いあげるほどの威力がありました。

ということは、庭やベランダで楽しんでいるビオトープなんていとも簡単に飛ばされる可能性があるということです。

頑丈な構造物に睡蓮鉢などのビオトープをひもで括り付けるくらいしか手はありません。

我が家でビオトープとして利用している容器はRVBOXですから睡蓮鉢以上に軽いですし、トロ舟より高さがある分いくら水が満タンに入っているとはいえ強風には弱いと思います。

ベランダの端っこで片側は壁ですから幾分風は弱まるかもしれませんが、さすがに今回の台風対策としてひもでベランダの手すり部分に括りつけました。

 

自然の換水

いつもは風雨が強まりそうなときは蓋をしていたのですが、今回は蓋を半分だけ閉じて雨に関しては降り注ぐ量が少なくなるようにしてみました。

蓋をしても完全に密封とはならないためメダカが☆になってしまうことはありませんが、でも何となくいい気分はしなかったので、今回はあえて完全には閉めませんでした。

容器には千枚通し(たこ焼きをひっくり返す道具)で穴をあけているので、少々雨水が入り込んでもオーバーフローすることはありません。

それで昨日今日と様子を見ていたのですが、メダカも水草にも特に悪影響は現れてはいませんでした。

ただし水面にはキュウリの黄色い花や葉っぱが浮かんでいましたが、とくには問題ないでしょう。

※ビオトープの横にプランター栽培のキュウリがあります

しいて言えば、やや汚れ気味だったビオトープ内の水が澄んできれいになったことくらいでしょうか。

雨水が入り込むことによって自然と換水ができたようです。

ちなみに下から2番目がベランダにバケツを置いて降水量を測っていましたが、2時間30分ほどで200㎜に達していたので、そのくらいの勢いで換水ができたということでしょう。

特に蓋をする必要はないのかもしれません

雨水が入り込むことでビオトープ内の水温が下がり、普段は発生しない水流もできていたと思います。

穴を数個開けていますから、そちらに向かって水が流れ出しますから。

こういう時メダカって底のほうや水草の陰などに避難してやり過ごすそうですから、ビオトープへの雨水に関してはあまり神経質にならなくても良いのかなって感じました。

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