飼育環境下ではメダカは長生きできます
以前にもビオトープのメダカのエサについての記事を書きましたが、もう一度書いていきたいと思います。
ベランダに置いているRVBOXをビオトープとしている私。
元々室内水槽で飼っていたメダカをベランダで飼うようになったのは4月の末ですから、ようやく4か月が経過しました。
室内水槽で飼われていた成魚は全てビオトープ内で☆になり、今は成魚の子供たち多数と、先日妻の実家の周辺で採集した4匹のメダカが入っています。
☆になったメダカの成魚たちは3年以上我が家で過ごしましたから、寿命でしょうね。
野生のメダカの寿命は1年から1年半程度だと言われていますから、飼育環境下では随分長生きするものです。
飼育環境下の方がエサにありつけます
野生のメダカの方が寿命が短い理由は様々だと思いますが、理由の一つにエサを十分に取ることができないこともあるようですね。
自然界のメダカはミジンコやゾウリムシ、ミドリムシなどのほか水面に落ちてきた小さな虫、虫の幼虫なども食べていると思います。
自然界ではこれらのエサを争って食べているのだと思うのですよ。
ミジンコなどは田んぼの中にもいますが、1匹のメダカがありつける量ってそれほど多くないと思うのです。
これに対して室内の水槽での飼育の場合は、毎日定期的にエサを与えています。
ちょっと多めにあげると食べきれずに残ってしまうほどです。
1匹があり付けるエサの量は、自然界で暮らしているよりはるかに多いはずです。
それにメダカの用のエサとして販売されている物は栄養などもよく考えて作られていますから、栄養価の点でも自然界よりははるかに条件が良い。
だから寿命が相当な長くなるのですね。
※ほかにも理由はありますけど
ビオトープではエサを与えなくてもメダカは生きてます
ベランダや庭などで睡蓮鉢やトロ舟など利用して、水草とともに入れられているメダカ。
メダカを入れる前に水と水草だけで2~6か月程度置いておき、プランクトンが発生してからメダカを入れれば、エサを与えなくてもメダカは生きていけるといわれていますし、実際に実践されている方も多いですよね。
でも自然環境下とは違い水量が圧倒的に少ないビオトープにおいて、エサを全くあげないままなのはどうなのかなって思うのです。
水量(容量)が少ない(小さい)からそれに見合った数のメダカを飼育しているわけですが、でも自然発生のエサだけで本当に足りているのかが疑問なのです。
人が作った小さいビオトープ内で田んぼや水路など自然環境下以上に、プランクトン類が発生するとは思えないのです。
もちろん実践されている方もたくさんいるので、餓死してしまうようなことはないと思うのですけど。
自然環境下では1年から1年半程度が寿命だと言われていますから、人が作ったビオトープ内でも同じくらいの寿命なのかなって思うのです。
そのくらいの寿命の長さが自然と言えば自然だから、わざわざエサを与える必要はないともいえるののですが。
ビオトープ内だと産卵と孵化が自然に行われて稚魚が泳ぎ出すので、メダカがいなくなることはないかもしれないですしね。
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少しでも長生きしてもらいたいから
私は今までずっと室内飼育のみを行ってきましたから、1年程度で成魚が☆になるのはかなり悲しいことに思えてしまいます。
特にうちでは自然界で採集したメダカをとその子供たちのみを飼っていますから、自然界と同じ寿命の長さでは申し訳ないなって思ってしまうのです。
同じ長さしか生きられないのならば、人に飼われずに自然環境下で過ごすほうがいいのかなって思いますから。
私としてはできるだけ長生きもしてもらいたいから、ゾウリムシを培養してほぼ毎日与えています。
大きなメダカもかなりの勢いで食べています。
そして2日に1回はエサを与えています。
※エサはコメット 赤ちゃんのエサ とにかく安いですから
ゾウリムシや粉末のエサを与えることで毎日ビオトープを見ることにもなり、メダカの様子や水草のチェックもできますからね。