ベランダ簡易ビオトープのお世話
久々に天気も良かったので、ベランダ簡易ビオトープ内のアオミドロを除去するために、アマゾンフロッグビットを全部バケツに移しました。
ビオトープとして利用しているRVBOXの中には思ったほどアオミドロはなく、ほとんどはアマゾンフロッグビットの根っこに絡みついていました。
長い根っこはアオミドロと一緒にカットしてごみ袋へ投入するのですが、かなりたくさんの卵が付着していました。
そのまま捨てるのは忍びないのですが、人が手で触るとカビの原因となりますので、小さなタッパーに水道水を入れてそこへ卵を入れておきます。
水道水の塩素で消毒するわけです。
アオミドロの除去が終わればビオトープ水道水ごと入れてしまいます。
ベランダ簡易ビオトープの中を覗くと、ふだんはアマゾンフロッグビットの陰で潜んでいる稚魚がたくさん泳いでいます。
隠れる場所が多ければ大きなメダカに襲われることもなく、成長していけるのですね。
このベランダ簡易ビオトープを設置してメダカを入れて約2か月になります。
40lの容量があるRVBOXをベランダに設置する時には屋内水槽の水を半分ほど入れたのですが、やや薄緑色の水の状態をキープしています。
雨が降れば雨水が入り込み、RVBOXの片側の面にキリで穴を8個ほど開けているので自然に換水できていますし、アマゾンフロッグビットやカボンバなど大量の水草が水をある程度キレイにしてくれるのです。
底には大磯砂という細かい砂利を入れていますが、赤玉土などを入れればもっと澄んだ水になるかもしれないのですけどね。
グリーンウォーター?汚れた水?
その横には大量のアナカリスを入れたバケツが置いてあります。
日当たりが良くアナカリスはかなり成長したので一部をバケツに移したのですが、バケツの中でもスクスクと育ってバケツの中がいっぱいになっているのです。
ここにもメダカの稚魚が入っているのですが、かなり大きくなっている個体もあれば、かなり小さな個体もいます。
こちらにもアオミドロが発生していないか確認するため、アナカリスを別のバケツへ移しました。
アナカリスを除いたバケツを見て驚いたのが、思っていたより稚魚の数が多かったことと、水が濃い緑色になっていることでした。
稚魚もいることだしあまり水質を変化させないほうが良いだろうと思い、バケツにはビオトープの水を減った分だけ入れています。
エサは若干のゾウリムシを2~3日おきに与えていますが、この稚魚の数を維持していることとすくすく育っている個体がいることを考えると、水が緑色になっていることが良い方に転がっているようです。
しかし、一般的にグリーンウォーターは水草が入っていると発生しにくいはず。
相当なアナカリスを放り込んでいるのに、グリーンウォーターになることってあるのかな?
ひょっとしたらただの水の汚れによって緑色っぽくなっているだけなのだろうか。
でも数十匹のメダカの稚魚が泳いでいるし。
元気に泳いでいるから、手を加えずこのままにしておこうかな。