ベランダでビオトープの水草のお世話
昨日は末っ子を水泳の試合会場へ送ったあと家に帰ってきて、ベランダの簡易ビオトープ内の水草のお世話をしなきゃということで、お昼過ぎからベランダで楽しんでいました。
一般的には睡蓮鉢やトロ船、発泡スチロールの容器などを
使うことが多いビオトープですが、私はRVBOX
を使用しています。
見た目は睡蓮鉢には勝てません。
安さではトロ船に勝てません。
冬の保温性能では発泡スチロールに勝てません。
ではなぜRVBOXを選んだかというと、きっちり蓋ができます。
台風シーズンの暴風雨時には蓋をしてあげるほうがどことなく安心できますから。
トロ船よりは深さがあるので、アナカリスなどを入れるには都合が良かったのです。
発泡スチロールは耐久性がいまいちで、直射日光に当てていると簡単に割れてしまいますから。
ビオトープに関してはどのような容器でもいい、思い思いの入れ物でよいと思います。
ビオトープ内の水草の様子は
うちの簡易ビオトープ内の水草は、チャームで購入した水草セットのウォーターウィステリア・ベトナム産スプライト・アマゾンフロッグビットとアナカリス・カボンバ・アオウキクサです。
アオウキクサはほぼ撤去してほんの少しだけ浮いている状態ですが、アマゾンフロッグビットの増殖は止まる気配がありません。現在はRVBOXの3分の2の水面を覆いつくしています。
ホテイ草ほどの強い光量を必要とせず、あまり背も高くならないので屋内水槽でもアマゾンフロッグビットは活躍しそうですよ。
水草といえばアナカリスとカボンバしか使ってこなかった私ですが、もっと昔にアマゾンフロッグビットの存在を知っていたら絶対導入していたでしょうね。
それに反してアマゾンフロッグビットの陰にあるベトナム産スプライトは、全体が茶色くなってしまいましたので残念ながら撤去しました。
アナカリスはどんどん伸びています。室内水槽の時と比べて太くて緑色が濃いですね。
カボンバもアマゾンフロッグビットの陰にあったのですが、こちらは枯れることもなくキレイな緑色です。ただしあまり伸びてはいないですね。
トリミングとアオミドロの撤去
まずはアマゾンフロッグビットをすべて簡易ビオトープ内から撤去してバケツに放り込みます。
アオミドロが発生してアマゾンフロッグビットの根っこに絡まっているので、その部分の根っこはすべてカット。
水槽内のアオミドロは網ではなく長めの棒でかき回して撤去します。網でも良いのですが、網にアオミドロが絡まってそれを取るのに手間取りますよ。水深が浅ければ割りばしでいけるんじゃないでしょうか。
アナカリスも簡易ビオトープから取り出しました。取り出してみると思っていた以上に長くなっていたので、適当なところでカットして濾過用のウールマットで巻きなおしました。
カットする位置は、茎の途中から出ている根っこの少し下で良いと思います。
カボンバも取り出しましたが、こちらには卵がたくさんついていました。
あらためて簡易ビオトープの中を覗くと、メダカの稚魚がかなり泳いでいます。生まれたばかりの針子からやや成長した稚魚まで、本当にたくさんいます。
普段は水草の陰で隠れているから、ここまでの数がいるとは思いませんでした。浮草など水草が多ければ親メダカに食べられずに育っていくものですね。
バケツにアナカリスと稚魚
アナカリスは巻きなおしたので束が多くなり、増えた分は簡易ビオトープに戻さずバケツに放り込みました。
水も簡易ビオトープのものを入れたのですが、稚魚が一緒に入ってしまいました。別の入れ物に分けて育てる気はなかったのですが、バケツに入ってしまった分はそのまま生活してもらいます。
バケツに入れたのでよく分かったのですが、簡易ビオトープの水って緑ががっています。汚れなどもあるのですが、アオミドロが発生するくらいですから植物性のプランクトンもいるのでしょう。