ゾウリムシは水道水とエビオスで培養する

ゾウリムシは水道水とエビオスで培養する

親メダカと子メダカの混泳

最近は頻繁にベランダへ出ることが多くなりました。
ベランダ簡易ビオトープのメダカの稚魚の確認のためです。
親メダカと別の容器に避難させれば良いのですけど、同じ容器(RVBOX)内で泳いでいます。
室内の水槽で飼っているときにも何度かは生まれたばかりの稚魚(仔魚)が泳いでいるのを見たことはありますが、その日のうちに見られなくなっていました。
現状のベランダ簡易ビオトープには室内水槽と違って水草を大量に入れていますので、稚魚もうまく隠れながら生きているようです。
ただ常に同じ稚魚を観ているとは限りませんけどね。

屋外はやっぱり水の減りが早い

ベランダ簡易ビオトープの水って思ったより無くなっていくのが早いですね。あまり天気が良くない曇りの日でも、予想以上に水の減りって早いものです。
RVBOXに側面に数か所ですがキリで小さな穴を空けています。
雨が入れば水かさは当然増えますので、RVBOXが水でいっぱいになったり漏れ出ないように排水用に穴を空けているのです。小さい穴と言っても、メダカの稚魚だと流れ出て行ける大きさですが。
その穴の位置と水位を見ると、穴から水面の位置までの距離が大きくなっているのが分かるのです。
室内水槽ではそこまで減っているという感じはなかったので、やはり屋外では水の蒸発が活発になるのですね。

ほぼ毎日ゾウリムシをビオトープに投入

水が減れば足してあげれば良いのですが、稚魚も少しですが泳いでいますので、最近はゾウリムシをほぼ毎日400mlほど投入しています。
ある程度は植物性プランクトンも発生しているはずなので、わざわざゾウリムシを入れなくても稚魚は生きていくと思います。
それにゾウリムシを入れることで、小さなビオトープの中にできあがった世界を壊すことになるのかなとは思いますが、しばらくは入れていこうと思っています。

水道水培養ゾウリムシのカルキ(塩素)の影響

私はゾウリムシは500mlのペットボトルにエビオスを1錠(半分でも十分育ちます)入れ、水道水をカルキ抜きもせずに入れて培養しています。カルキを抜かなくても普通にゾウリムシは増えていきます。
このカルキ抜きをしてない水道水で培養したゾウリムシを稚魚に与えるわけですが、稚魚にカルキによる悪影響(簡単にいえば☆になる)は出ないのかって思いますよね。

金魚や熱帯魚などのエサで有名なキョーリンのトピックス:水道水を汲み置いていれば、カルキが抜けるってホント?によると、三角フラスコに空気が入らないよう水道水をいっぱいまで入れて、ゴム栓で密閉した状態でカルキが抜けていくまでの時間を実験したデータがあります。
空気にまったく触れない状態で室内に置いていた場合、24時間でカルキは半分ほど除去2~3日でカルキは抜けてしまうようです。
ゾウリムシを培養してメダカに与える場合、早くても1週間以上経過しています。
今のうちの状況では、継ぎ足してから10日以上は経過していますので、ゾウリムシ入りペットボトル内のカルキは抜けていると判断しています。

カルキは稚魚だけではなく親メダカにとっても天敵なのですが、水道水培養ゾウリムシを与えても特に異変は起きていません。
うちの条件では異変はない(ように見えるだけ?)のですが、絶対に大丈夫だと私ごときでは保証できませんので、水道水培養ゾウリムシの扱いは自己責任でお願いします。

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