成人式の案内
たまにこのブログに登場する今年20歳になった子供。
この子宛に昨日1枚のハガキが届きました。
来年1月8日の成人式の案内が市から届いたのです。
私:「市からハガキが届いてるよ」
子:「なに?」
妻:「最近おバカだから逮捕しますって書いてるよ(笑)」
子:「なんでぇ」
私:「お利口にできていないことが市にバレたのかな」
子:「お利口にしてるもん」
私:「ぜんぜん成長してないなぁ」
子:「そんなことないもん」
妻:「じゃあ成長してみてよ」
そう妻が言うと子供は立ち上がり、つま先立ちになって背伸びをし大きくなったとアピールしてくる。
20歳の会話ではないですよね。
20歳の行動じゃないですよね。
発達指数(QD)は39ですから、発達年齢は7~8歳程度。
※月齢×QD指数=発達年齢
7~8歳の会話や行動というよりは4~5歳くらいの会話のような気がしますけどね。
知的障害を持つ子供
ここ数日強烈な寒さが続いています。
なのに上半身裸で顔を洗ったみたり。
お気に入りの薄いトレーナーやメッシュの靴下を身に着けようとしたり。
洗顔するのに20分ほどかかる20歳の子。
テレビCMで見たのだと思いますが、洗顔するときには洗顔料をものすごく泡立てます。
この泡立てに相当時間がかかるのです。
それに普通の洗顔料ではCMのようなモコモコの泡には簡単にはなりません。
なので毎朝大量の洗顔料を使っています。
この時期は寒さに震えながら、上半身裸で洗顔しているのです。
服は決まったものしか着ようとはしません。
2着で毎日回そうとするのです。
それに寒暖の差なんてわかりません。
震えているのだけど寒さについてあまり分かっていないのです。
小さい頃は自閉症が強く出ていました。
今も自閉症の影響が出ているのでしょう。
こだわりが強すぎて本当に困っている、そんな毎日です。
妻は時々ボソッと言います。
私より1日でいいから先に死んでほしい。
今は私や妻でなんとかできているのですが、いつまでも面倒を見るのは困難です。
おそらくこの先はどこかの施設のお世話になることに。
たとえ施設に入れたとしても、やはり心配であることには変わりはありません。
だから1日でいいから先に死んでほしい。
本音の言葉です。
だからって殺そうとは思いませんよ。
今は毎日のように
周りに迷惑をかけずに生きていけるように
同じことを何度も何度も繰り返して教えていく
そんな日々を過ごしています。