障害基礎年金の申請から2か月
障害基礎年金の申請を行って2か月が経過しますが、まだ何の通知も届きません。
申請を行った際の役所の職員の話では、おおむね1か月半ほどで通知が来ると聞いていたのですが。
年金機構の説明では3か月程度かかるとなっているので、遅くても年末までには通知が来るでしょう。
お土産?
昨日就労移行支援施設B型(以下事業所)から帰ってきた子供の手には、小さな紙の手提げ袋がありました。
私:「その袋は何なの?」
子:「えっと、お土産をもらった」
私:「誰から?」
子:「事業所でもらった」
私:「お土産でしょ?誰かがどこかに遊びに行ってたの?」
子:「今日は誕生会があって、そのお土産」
私:「誕生会って誰の?」
子:「僕たちの誕生会」
私:「?」
子:「9月から11月までの誕生会をしたの」
私:「じゃあそれはお土産ではなくてプレゼントじゃないの?」
子:「ううん、誕生会のお土産」
中度の知的障害ですから話が噛み合うはずもなく、だから二十歳前障害による障害基礎年金を申請したのですけどね。
このあと妻も一緒になって聞いたのですが、9月から11月生まれの人の合同誕生会が開かれたようです。
そしてプレゼントとして何かをもらってきたようです。
賞味期限切れのお菓子
夕飯を食べ終えてからのことです。
妻:「あの袋って何が入ってるの?」
子:「わからないけど、お菓子みたいなもの」
子供がその紙袋を持ってきました。
そして妻が中を見るとクッキーやフィナンシェなど、この事業所で製造販売しているお菓子でした。
箱に入ったフィナンシェなどはあと数日で賞味期限が切れるもの。
そして箱に入っていないお菓子は1週間以上前に賞味期限が切れている物でした。
賞味期限はおいしく食べることができる目安ですね。
なので多少期限を過ぎていても、きちんと保存されていれば問題なく食べることができます。
でも
健常者に賞味期限が切れたものを手渡すとき、おそらくはそのことを伝えるはずです。
「賞味期限は切れていますがまだおいしく食べられますので、よろしければどうぞ」
ってね。
知的障害の人間に手渡すならば、せめてメモ書きくらいは一緒に入れないのかなって。
そんな疑問が湧いてきました。
中にはハロウィン向けの商品も入っていましたから、10月中に販売する目的で作られたのでしょう。
妻は
「やっぱり使ってやってるって言う意識が強いのだと思う。障害者だと下に見ているから」
そして
「知的障害で賞味期限なんてわからないから、黙って持たせたのだと思う」
そんな感想を漏らしていました。
この子は、傷んでいるモノを口に入れても吐き出したりはしません。
それだけに本当に怖いなって私も思いました。