油膜の原因
アナカリスとメダカ稚魚の45㎝水槽。
ここ最近はライトと西日のおかげで爆発的な成長を続けるアナカリス。
親水槽に入れていた時は成長どころか茶色く変色して溶け出しており、まさに瀕死の状態でしたからその回復ぶりには驚きを隠せません。
ただアナカリスの成長とともに油膜の量がハンパなく多くなってきています。
よく言われる油膜の原因ですが
- 水槽立ち上げ初期でバクテリアが少ない
- 水草をトリミング(伸びたから切ったあと)
- エサの与えすぎ
- 魚の死骸がある
- 水温が高い
- 水質の悪化
こういったことが言われていますね。
しかし水草が成長することによっても油膜って張ってしまうのですよ。
うちの45㎝水槽の場合は、明らかにアナカリスが爆発的に成長していることが原因です。
油膜を除去
油膜って言ってますけど、実際にはタンパク質が固まり浮いているものだそうですね。
またバクテリアが死んでしまって浮いていることもあるそうです。
この油膜って量が多くなってくると、どうにも分厚くなってくるように思うのですよ。
分厚くなるということは酸素が水面からは溶け込めなくなりますし、光も水草に届きにくくなります。
そして何より見た目が汚らしい。
エアレーションなど水を動かすことで油膜の発生は抑えられるのですが、稚魚水槽でエアレーションなんて無謀なことはできません。
ただでさえメダカって流れがキライなのに、稚魚なんて泳ぎ疲れてすぐ全滅しちゃいますよ。
なので朝と夕方の2回、せっせと油膜取りに励んでいます。
根本的に解決するならば水換えが最も効果的なのですが、メダカの稚魚って水質が変わると一気に死んじゃうこともあるんです。
もちろん慎重に行えばよいのですが、それでも負担にはなると思うのです。
なので水換え作戦は行いません。
前にも触れましたが、水面にティッシュペーパーを浮かばせて油膜を吸い取ってしまうのです。
ティッシュペーパーって2枚重ねですよね。
これを1枚にして浮かばせるだけ。
※もちろん2枚重ねそのままでも良いのですよ
30㎝水槽ならば2枚、45cm水槽ならば3枚あればOKです。
油膜は取れるのですが、稚魚が吸い取られることはありませんのでご安心を。
今はティッシュで油膜の大部分を吸い取り、残りの油膜はせっせとすくっています。
一部のアナカリスを親水槽に戻そうかなぁ。