機嫌よく手紙を出してくる下から2番目
高校1年生の下から2番目は農業の高校に通っています。
なぜ普通科ではなく農業系の高校に進んだのかと言うと、英語や数学がキライだから。
実は農業系の学校へ行けば普通科の授業は無いだろうと思っていたのです。
商業系は簿記とかの意味が分からないし、工業系は手先が不器用だから無理と決めつけていました。
それに自然とかが好きだから、選択肢として残っているのが農業系となったみたいです。
こんな下から2番目が学校から帰ってきました。
子:「ただいま、テストの結果もらったよ」
妻:「じゃあ出しておいて」
とキッチンから声がします。
私がいたダイニングテーブルの上にポンとテストの結果を置いた下から2番目。
中学生の頃はこちらから催促しなきゃ出すことが無かったのに。
平均得点がクラスで2番目?!
中学生の頃は数学や英語なんて
“マジっすか?”
って得点しかテストで取れませんでした。
小学生の頃は私と妻とで
“この子、この先どうなるんだろう”
と悲観的になったことが何度もありましたから。
キチンと喋ることができないと言うか、マクドナルドがマクロマクロとか連絡帳がでんだくちょうと言った具合だったので、聞こえと言葉の教室にも通っていたほどでしたからね。
中学2年や3年生の時の担任には、それぞれが「農業系への進学は今の成績では無理」と言われていました。
公立高校普通科の最もランクが下の高校へ行くように勧められたほどでしたから。
そんな子が夏休み明けの課題テストとは言え、全教科の平均得点でクラス2位ですからね。
正直言って農業系のこの高校の中でも、うちの子が在籍する学科は成績が最も悪いです。
それでも今までの
“マジっすか?”
って得点とは違い、例えば中学時代20点台だった教科でも、今回は70点台にまで上昇していますから。
1学期もクラスで10位以内には入っていたのですが、さすがに2位は初めてです。
高校受験前に何となく分かってきた勉強の仕方が、高校に入って軌道に乗ってきた気もします。
それに今までならば勉強と言うだけで毛嫌いしていたけど、今は渋々かもしれないけど勉強と対峙出来る状態になっているのかも。
このまま頑張ってくれればイイのですけどね。