今日も試合用プール
今日はスイミングスクールで通常の練習だと思っていた私。
昨夜家に帰って予定表を見ると、練習時間はいつも通りながら今日も練習場所は試合でよく使われるプールになっていました。
学校から帰ってきた末っ子はしばし休憩して時間割を合わせるなどし、軽い食事を摂ってから車で送り届けます。
このプールの場所は道が空いていても車で40分以上かかるため、送って行って家に帰り、しばらくしたらまたプールへ向かうと言うのも時間の無駄になります。
なのでいつも周辺のカフェやファストフード店で時間を潰して練習が終わるのを待っているのですが、今日はこちらが落ち着かず、プール前の駐車場に止めた車内でじっとしていました。
ノートパソコンを持って行っているので仕事もできますしね。
タイムトライアルの結果
ふと時計に目をやると練習の終了時間です。
どうなったのかなと気をもんでいると、スイミングのコーチが建物から出てくるのが見えました。
向こうも私に気付いたらしく、私の車の方へ歩いてきたコーチ。
コ:「末っ子君、ベストタイムを叩き出してJO決まりました。おめでとうございます」
私:「あ、はい、ありがとうございます」
なんと、第40回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会に出場が決まってしまいました。
個人種目ではまず出られないであろう末っ子。
でも他の3人のメンバーは個人でもJOに出られる実力を持っており、この年齢区分の自由形で次に速く泳げる人として選ばれたわけです。
うちの末っ子にタイムトライアルで負けちゃった子は、元来平泳ぎの選手です。
そして他の3人とともにこの平泳ぎの選手は、ジュニアオリンピックのメドレーリレーに参加することが決まっています。
対してうちの子は自由形の選手です。
専門外の選手に勝っただけ、それも僅差で勝った程度のようですから、いかにこの平泳ぎの選手が速いのかが分かりますよね。
でもJOに選ばれ、東京の辰巳で泳げることは貴重な経験になるでしょうね。
満面の笑みを浮かべながらプールから出てきて、車に乗り込んできた末っ子。
私:「試合より速いタイムが出たの?」
子:「うん、最後はノーブレ(息継ぎ無し)で泳ぎ切ったもん」
私:「それが出来るのだったら、普段の試合でもしなきゃなぁ」
子:「だって死にそうなくらい苦しいんやもん」
私:「ふつうは試合の時って苦しくても我慢してベストを目指すものやろ?」
子:「うん・・・」
今日からJOまでは、相当な強化練習になるのでしょうね。