受験する高校は先生任せじゃダメ
推薦入学でなおかつ定員割れと言うラッキーな状況で合格した下から2番目。
今思えば中学校の担任に、いかにして希望校の受験を認めさせるかが大きなポイントでした。
「とにかく今の成績では、農業人気で受験者が多くなっている農業系の高校は無理!」
と言う判断をしていた担任の考えを、いかに変えさせるかに焦点を絞っていた気がします。
だから合格圏内だとされる各高校ごとの偏差値の表をプリントして、三者面談の時に持参させたくらいなのですから。
結局そのプリントは見せることはありませんでしたが。
そもそもどこの高校を受験するのかは受験する本人が決める話であって、担任が「受けられます」とか「受けられません」なんて判断をすること自体がおかしいのですよね。
「今の成績で受験しても不合格となる確率が高いですよ」ならば納得できるのですけどね。
それで「難しいかもしれないですけど、それでも受験しますか?」ならば良いんですよね。
もちろん失敗することもあるでしょうし、結局は滑り止めの高校に進学せざるを得なくなることもあるでしょう。
でも自分で決めて失敗したことならば、まだ諦めがつくような気がします。
とにかく2年生の時から「始発に乗って通わなくちゃいけないですよ」に始まり、3年生になってからは「農業系は人気が高まっていますから」ですからね。
今はネットで少し検索すれば、どのくらいの偏差値ならば合格できると言うデータが簡単に見つかります。
そう言ったデータをもとに、「うちの子にはこの高校を受験させます」って言い放つ方が良いと思いますよ。
もちろん担任にすれば、いかに不合格者を少なくさせるかに重点を置いている意味は分かります。
そうやって高校に入れば子供だって入学後はホントに楽できますよ。
だってランクを下げて入学しているのですから。
でもその高校に進学して良かったって子供が心底思えなければ、何だかその進路の選択は間違っていたのではって思うのです。
自分が希望して入学した学校が、思っていたものとは全く違っていて後悔することもあります。
でも中学校の先生主導で決めた高校に入って、全然楽しくないし失敗したって後悔するほうが、その後悔の度合いは大きいのではと感じます。
私が本当にそのパターンでしたから。
合格祝いは
一応合格祝いとして濱かつのかつ丼を食べたのですが、せっかく高校に合格したわけですから、何か合格祝いはいるのかを尋ねたのですよ。
すると下から2番目が私に返した答えは
「おいしいカステラが欲しい!」
いやいや私は腕時計とかちょっとイイ財布とか、そういったものをイメージして聞いたのですよ。
「ううん、そんなのは要らないからカステラが食べたい!美味しいのがイイ!」
ってことで久々に異人堂で注文しました。
その中でも五三焼きというのが格別においしくて、手土産だったり法事などの時によく利用しています。
今回は食べ比べという意味も兼ねて五三焼きカステラと長崎カステラを注文。
数日後に届いたカステラは家族でペロッと食べてしまいました。
しかし合格祝いの品物にカステラを選ぶあたりは、まだまだ子供なのかなって思っちゃいますね。