私立高校合格発表
今日は私立高校の合格発表の日です。
私が私立高校を受験した頃は学校へ合格発表を見に行って、合格しておればすぐ大きな封筒に入った資料を持ち帰っていました。
その封筒の中には入学金などを納めるための書類が入っており、たしかかなり早い時期に収めておかなければなりませんでした
滑り止めとして受験しているので公立高校に合格すれば私立には行きません。
でもその納期限が公立高校の合格発表の前までだったし、万が一公立高校が不合格となった場
合に行く学校が無いことを避けるために、仕方なく入学金などを納めていました。
それもわざわざ私立高校の事務室へ払いに行くのです。
公立高校に合格して私立高校には行かないにしても納めた入学金は返却されません。
もう35年以上前の話ですが、その当時でも10万円とか15万円の入学金を納めて無駄にしたのですよ。
あの当時はそれが普通だったけど、考えてみればあの当時の私立高校はすごく悪どい商売をしていたなって思いますよ。
受験した私立高校の入試要項には、各中学校長あてに郵送で合否を通知するとあり、私立高校側へは問合せしないようにと書かれていました。
そして合否の通知は2月13日午前中に各中学校へ届くと記載されていました。
5時間目が終わったあと、私立高校を受験した生徒には担任から合否が伝えられたそうです。
ひとりずつ教室の前の廊下へ出て封筒が渡され、その際に
「合格です」
と言われたそうです。
盛り上がりには欠けるけど
妻:「おめでとうとか、なんか盛り上がるようなことはなかったの?」
子:「うん、ものすごく静かだったよ」
私:「静かにするようにとか言われてたの?」
子:「うん、私立高校を受験していない人もいるし、不合格の人もいるから何があっても騒ぐなって言われてた」
妻:「本当やったら、やったー!とか言いたいところなのにね」
子:「・・・」(首を傾げる)
私:「お前はあくまで滑り止めとして受験したし、公立が定員割れだから特に何も思わなかったんじゃないの?」
子:「私立専願の子は学校を出てから騒いでたけどね」
妻:「そりゃそうでしょ」
入学金の払い込みは
今は併願で受験している場合には、公立高校の一般入試の合格発表の数日後の指定された日に、入学金や設備協力金などのお金を私立高校へ持参して納入するそうです。
ただし今は併願の場合やや合格率が下がると言われていますし、私立専願の生徒は合格率が上がるとか。
私の時代は全く逆で、併願の生徒の方が合格率が上がると言われていました。
だって公立へ行くのが分かっている生徒の保護者から、入学金だけ取れるのですからこんなに旨い商売はないですからね。
入学金はその学校に入学できる権利金のようなもので、今でも多くの私立大学では公立大学の合格発表前に入学金を納めるようになっていますよね。
取りあえず、私立高校では公立高校の一般入試の合格発表後まで待ってくれるので、数十万円を無駄にすることがないので良かったですよ。
※私立高校によって取り扱いが違うでしょうから、詳細は各学校のHPでご確認ください。