住宅ローンを全て返済したら-3 抵当権抹消登記の書類を提出する

住宅ローンを全て返済したら-3 抵当権抹消登記の書類を提出する

抵当権抹消登記の書類をまとめます

抵当権抹消登記申請書が出来上がれば、あとは必要な書類をまとめて提出するだけです。

 

あちこちのサイトを見て回って知った、法務局へ提出する時の書類の順番。

 

上から

  • 抵当権抹消登記申請書
  • 登録免許税貼付け台紙(A4のコピー用紙 白紙でOK)
  • 委任状(代理権限証明情報)
  • 資格証明情報(代表者事項証明書(登記事項証明書))
  • 登記原因証明情報(抵当権解除証書としての弁済証書(解除証書、放棄証書など))

 

この順番でまとめて、左隅をホッチキスで止めてと書かれているサイトが多いのですが

 

私はクリップで止めるだけにしました。

 

だって素人がやっているのですから間違っていた場合、ホッチキスだと何かと迷惑がかかるだろうと思ったからです。

 

そして登記済証は登記識別情報のコピーとをセットでクリップで止めて、先にまとめた書類とまたクリップで止めました。

 

クリップを3個使ったと言うことですね。

 

よく分からないので、銀行から送られてきた書類は全部クリップでまとめて出した感じですよ。

 

登録免許税貼付け台紙ですが、ここに登録免許税として納める収入印紙を貼ります。

 

私は法務局へ出向いて提出するので、法務局へ行った時に収入印紙を買って貼ることにしています。

 

 

郵送で提出する場合

 

なかには郵送で済まそうと言う方もいらっしゃると思いますが、この場合には収入印紙を貼ってから送ってくださいね。

 

郵送の場合ですが、簡易書留またはレターパックプラスレターパック510)を使用します。

 

管轄の法務局の不動産登記申請(権利)係あてに送付します。

 

また表面に「不動産登記申請書在中」と記してください。

 

それと返信用の封筒簡易書留に必要な切手を貼って入れておいてください。

 

面倒ならば返信用にもレターパックプラスを入れておいても良いですよ。

 

 

法務局へ行ってきました

私は9月30日に法務局へ行ってきました。

 

登記関係の部署の部屋へ入ると、かなりの人がいるんですよ。

 

なのでシーンとしているイメージがあった法務局ですが、結構賑やかでしたね。

 

まずは収入印紙を買わなければいけません。

 

かなり大きな部屋の真ん中あたりに独立した小さな部屋と言うか小屋のような所があって、

 

そこに昔の切符売り場のようなガラス張りの窓口があります。

 

そこで収入印紙を売っているようです。

 

いかにも主と呼んでも差し支えの無いような年配の女性が座っていました。

 

「すいません、抹消登記の収入印紙が欲しいのですが」

「いくらの?」

「えっと、2000円が2枚です」

 

黙って差し出す収入印紙と引き換えに4000円を払いましたが、その主は終始無言でした。

 

私の後の人は慣れているのか

 

「4000円の」

 

とだけ言っていましたよ。

 

我が家の場合ですが、住宅ローンを2つ借りていました。

 

そして別日で完済しています。

 

住宅ローンを全部返しました Part-1

住宅ローンを全部返しました Part-2

 

 

ローン1つに付き1つの抵当権が設定されるので、抵当権を抹消する際も2つ抹消することになります。

 

なので基本的には2つの抵当権抹消登記申請書や必要書類が必要になり、

 

それぞれ登録免許税が2000円(我が家の場合)必要なので、2000円の収入印紙を2枚購入したのです。

 

しかし同じ金融機関から借りていて、ローン返済日が同一ならば抹消登記は1件として扱えるのです。

 

我が家の場合も同じ日に返済していれば抹消登記は1件にまとめられたので、登録免許税は2000円だけで済んだのです。

 

でもあえてそうしなかったのです。

 

ローンの返済に必要な手数料を考えると、2000円高くなるだけの方がマシでしたからね。

 

登録免許税貼付け台紙に収入印紙を貼って受付へ持っていきます。

 

ただし、間違いがないかをチェックしてもらえる相談窓口も併設されています。

 

先にこちらでチェックしてもらい、必要な登録免許税の金額を聞いてから貼って提出する方が無難ですよ。

 

私は面倒だからそのまま提出に行きました。

 

こちらの受付もさっきの窓口の主のように無口なのかなと思ったら

 

「抹消登記ですね、こちらに記入してもらって印鑑も押してください」

 

言われるまま記入する私。

 

書き終わると小さな紙片を渡されて

 

「今日は金曜日ですから、来週の月曜日か遅くても火曜日までに

不備などがあれば電話します。

電話があればこちらへまた来ていただいて修正していただきます。

電話が無ければ不備はなかったと言うことです。

その場合ですと、来週の金曜日以降にこちらへ来てください。

書類など返却するものなどをお渡しします。

こちらへ来られる際には、

先ほど押印していただいた印鑑とそちらの紙片を必ずお持ちください。

これで結構ですよ、お疲れさまでした。」

 

すごく愛想の良い職員でした。

 

再び法務局へ

月曜火曜と法務局から電話はなく、無事に抵当権抹消の手続は済んだようですので

 

10月7日の金曜日にまた法務局へ行ってきました。

 

先日こちらで押印した印鑑と小さな紙片をも持って受付に行き

 

「すいません、抹消登記が出来たようですので来ました」

 

と言いながら紙片を渡すと

 

「はい、Takashiさんですね。登記は完了していますので、

先日こちらで押印した印鑑を使ってこちらに押してください」

 

名前と受付番号などが書かれた書類に印鑑を押して、書類を受け取って無事終了となりました。

 

やってみればそう難しいものではありませんし、司法書士への報酬を考えたら自分でやるべき行為だと思いました。

 

ちなみに受け取った書類は

 

登記完了証と提出した解除証書でした。

 

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