メダカとカダヤシ

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メダカを捕りに行こう

我が家で飼っているメダカは妻の実家近くで捕ってきたものと、うちで孵化したものばかりです。

当然ですけどずっとこのまま飼い続けていると、いわゆる血が濃くなると言われる状態になってあまり良いものではないと思うのです。

以前飼っていたミナミヌマエビという小型のエビも、最初5匹だけペットショップで購入したのですがものすごい勢いで増えたのです。

もう水槽の底はエビだらけ。

メダカの餌をエビが背泳ぎして食べる光景が当たり前となって、本来のコケ取りの役目を全く果たさなくなったんですね。

でもカワイらしいからメダカと共存していたのですが、増え続けていたエビが一転減少に次ぐ減少の道をたどっていき、気が付いたときにはほんの数匹だけになっていたという経験をしているのです。

だからメダカにとっても、やはり血が濃くなると言うのは良くないんだろうなと思ってました。

妻の実家の方へは割と頻繁に行くのですが、なかなかメダカを捕りに行く機会がありませんでした。

そこで

「メダカを少し捕りに行くから」

と宣言して今日は出発しました。

妻の実家周辺の用水路へ出陣

妻の実家には近くに住む妻の姉夫婦がたびたびやってきていて、時々メダカを捕りに行くそうで網が数本あります。

でもそれらの網を買ったのはうちなんですけどね。

それらの網とバケツを持って近くの用水路へ出かけました。

メダカって泳ぐのがあまり上手ではありません。

なので流れの速い所にはあまりいないんですよね。

田んぼの周りには流れが速く水量が多い用水路もありますが、枝分かれして普段は全く流れのないとなっている用水路もあります。

メダカを狙うのはこの流れが全くない用水路の方です。

水深も5~6cmほどしかない水の流れのない場所、そんな所の方をメダカは好むようなんですよ。

今日も網には大量の魚が入りましたが、でもその半数近くはメダカじゃないんです。

大きさはよく似ているのですがカダヤシと呼ばれる魚です。

基本的には網からそのまま用水路へお帰りいただいてます。

今回は小振りなメダカを10匹ほど持ち帰ることにして、残りのメダカは実家の玄関前にある大きなカメの中に入れてます。

この時期に小振りなメダカと言うのは、今年春以降に生まれた若いメダカです。

来春の繁殖のことを考えればこの方が良いかなと思います。

カダヤシとは

ちなみにカダヤシですが、特定外来生物に指定されているそうです。

蚊の幼虫であるボウフラを食べることから輸入され、日本中にその分布を広げていったようです。

特定外来生物法では、指定された生物の飼育・栽培・運搬・保管・輸入・野外への放出と言った行為が禁止されています。

網ですくいかけたカダヤシに、そのまま用水路へお帰りいただくのは野外への放出?

メダカだと思ってバケツに入れたものの、後でよく見たらカダヤシだった場合運搬に当たるのかな?

バケツから用水路へお帰りいただいたらヤッパリに野外への放出に該当するのかな?

環境省・自然環境局の外来生物法の概要のページに

たとえば、特定外来生物を野外において捕まえた場合、持って帰ることは禁止されていますが(運搬することに該当)、その場ですぐに放すことは規制の対象とはなりません(釣りでいう「キャッチアンドリリース」も規制対象とはなりません)。

キャッチアンドリリースみたいなものだから、たぶん問題ないとは思います。

でも実際の話、メダカだと思ってカダヤシを飼っている人も多いでしょうね。


地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所より引用

尾びれの形や目の上の青い色などで区別できるのですが、パッと見た感じでは違いが分かりにくいのですよね。

人間の都合で輸入しておいて、今は特定外来生物に指定されているって

なんだかかわいそうな気もしますけど。

メダカを我が家の水槽へ

捕まえたメダカは、バケツに用水路の水を入れて車で持ち帰ります。

家に着けばカルキを抜いた水道水と水槽の水を混ぜた水に、少量のアグテンを入れて一晩薬浴します。

野生のメダカですから、万が一病気を持っていた場合の処置となります。

水道水にはメダカなど生物にとって有害なカルキ(塩素)が含まれているので、それを抜いてあげます。

そして水槽の水も混ぜるのは、明日以降暮らしていく水槽の水に慣れてもらう意味を込めています。

弱っていた個体の場合は☆になることがありますが、今回は全てのメダカがバケツの中を元気よく泳いでいましたので、翌朝水槽へ移しました。

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